2021年 12月 12日
腰の入れ方 |
いろんな場面で「腰を入れろ」腰が引けてるね、もっと腰を入れて、と言われますがどうすりゃいいのか?最近その腰の入れ方が解った!それが太極拳で言われる「塌腰」だと実感、足裏に捻じれが無く膝は緩み移動が楽で重心は崩れず上下動も無く安定感抜群です。
いろいろネットで検索して見つけたのがカイラックス治療院のブログ「腰を入れることが良い姿勢の第一歩」との記載で丁寧に具体的に確かで詳しい説明が「腰椎の4番を前に入れること」そのためには「骨盤を真っすぐに立てること」すると「背筋が自然に上に伸びて力みのない良い姿勢になる」と更には「下っ腹を凹ませるように力を込める」それが反り腰防止になるとのこと、その通り、出来てしまえば納得、それが楊式太極拳で言われる「含胸塌腰」かと思われます。
それは凡て体の中の感覚と出来事なので外形を真似ても理解は難しいが敢えて真似るなら横綱白鵬の土俵上仕切りの所作、完璧に腰が入ってます。
この内容に突っ込むなら・・「腰を入れることが良い姿勢の第一歩」ではなく「良い姿勢が腰を入れるための第一歩」ではないかと、良い姿勢とは自重を最も感じない楽な立ち方、それだけで24式太極拳の動きは安定して楽に出来ると思いますが、陳式の発勁はそこから「下っ腹を凹ませるように力を込める」ことで纏糸の勁力が生まれるのだと実感、楊式も陳式も同じ事、傳清泉老師曰く「手は動かすものではなく使うもの」それが本来の太極拳ではないかと、ここで難解なのが「腰椎の4番を前に入れること」「骨盤を真っすぐ立てること」つまり腰とは腰椎のこと4番5番と順に太くなり仙骨に繋がり上半身を支え動かすための要のポジション、「前に入れる」とは具体的には股関節大転子を外に拡げ後ろにすること、それが「開胯」実際に左右両手を左右の大転子に添えてやってみれば解ること、骨盤腰を引いたり出したりせず真っすぐ立てて膝をカックンと緩めると仙骨が立ち腰椎の4番が前に入って尚且つ下に堕ちます ”腰は前に落として入れる”すると「背筋が自然に上に伸びて力みのない良い姿勢になる」落とす時 フンと息を吐き「気沈丹田」息を吸えば腹圧が掛かり「下っ腹を凹ませるように力を込める」の感覚が生まれ腹圧から頸力が生まれるのが身体の仕組みだと思います。
ついでに見つけた言葉と感覚は実際に役立ちそうなので・・・
腕を使う時は肩甲骨を寄せる感覚で!・・・すると自然に肘が引かれ墜肘となります。
フォームを正すには外からの見た目ではなく身体の内部から修正する意識を持ちましょう!・・・それが体の中から形が出てくる太極拳。
内観を意識すれば瞬時に力が発揮できるようになります!・・・寸勁、発勁、纏糸勁
下半身に力を入れると体幹部が使えなくなります!・・・居付かず膝を抜いて体幹部を使いましょう。
上半身を伸ばして下半身に何も力を入れないような姿勢!・・・伸ばすには伸筋、背面の意識を持つと世界が変わります。
・・・フン&ハアー二気、阿吽の呼吸も無く外形からこの感覚は出てこないと思います。
2021/12/26
今年も後僅か最後のテニスで初めて出来た感覚・・どう動いても脱力・ファンソン・力まない・・下半身に力を入れると体幹部が使えなくなります・・その通り
上半身を伸ばして下半身に何も力を入れないような姿勢!・・いや伸ばそうとすると力が入るのでただ軸を立てるだけで納得です。
それは踵に乗っていては実現しません、例えば錦織選手は両足が宙に浮いていても強力ストロークが! 足の裏の感覚は二通り「踵の足」ではなく踵をわずかに浮かせて「爪先の足」に乗ってみてください。
気持ち良く腰が前にすっと入りファンソンふぁんそんで楽に動けます。
更に、姿勢が悪いと何をやっても実現しない、腰を入れるのは良い立ち方から始まる、鶏が先か卵が先か、出来てしまえば簡単で楽なことだと気づきます。
2022/1/7
今年は良い事ありそうな! 更にその先、理に叶った姿勢で仙骨に息(呼吸)意と気を入れると鬼に金棒、筋斗雲に如意棒の感覚世界が現れます。
太極拳やってて良かったと思う今日この頃です。
2022/1/9
腰を入れるって股関節を内旋させ更に引き込むこと・・・つまり収胯は胯を引き込み入れることだ気づきました。
2022/1/26
「腰の入れ方」正しい姿勢でフンと吐いて入れると殿筋モッコリ・・腰を入れる腰を回すは「腰椎」そのもの「フン」はつきものだと気づきました。
最近あのエリッククラプトンも気づいたらしい、ジョコビッチは初めから、ヘタに気づくと疎まられ、どこの世界も気づくのは少数派、気づきは疑問から生まれるとアインシュタインも言っています。
新聞スポーツ記事、コロナ感染開けの自主トレで西武の山川選手は「特に気にしているのはお尻のハマリ具合、その先は企業秘密」と、やっぱりそうかと腑に落ちる。
腰の入れ方「お尻のハマリ」感覚は殿筋モッコリ、殿筋で立って動くこと、腰を前に入れて落とすには反対に殿筋を後ろに引くこと、さてその時使う筋肉は何なのかと考えると当然深層インナーマッスル(腸腰筋や骨盤底筋群)の呼吸筋、それで腑に落ちます。
2022/7/5
「腰の入れ方」はっきり解ったこと・・それは股関節の使い方そのもの身体の中の出来事で外見からは分からない・・太極拳ばなし加藤修三先生の「股関節の引き込み」更に「引き込みは爪先踵の線上真っすぐに」それが「折畳」と・・その通りだが只単に引き込むのではなく腰椎(腰)周りの深層筋(インナーマッスル)腸骨筋・大腰筋・骨盤底筋などを総動員して股関節を背面に曳きつけることで「収胯」「収臀 」となり「腰が入った身法」が完成するのだと確信します。
傳老師のそこから先の動きは体幹部(腰椎)からの「身法」による「歩法」「手法」「眼法」であり、横隔膜と身体背面深層筋群(インナーマッスル呼吸筋)で腰椎から動き出す太極拳、それが「体の中から形が出来てくる」と言われるっ所以だと思います。
結論「腰の入れ方は股関節の折畳曳き」
追伸:理解出来ない人は海辺の地曳き網漁を体験し背面筋で股関節を後ろに曳くコツ(骨)の習得が良いと思います。
おまけの追伸:写真の傳老師右足腰、運動会の綱曳きなら百人力です。
2022/7/20
腰椎(腰)周りの深層筋(インナーマッスル)・・はっきり解った大切な基本の筋肉は体幹の骨の凡てを捻り動かす「多裂筋」腰椎部で最も太くなってるようです。
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by rakurakutaichi
| 2021-12-12 22:55
| 私の太極拳上達法
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