放鬆(ファンソン)とは、動きの中に生ずる「ゆるみ」のこと。
これは簡単な「ゆるみ」から、簡単ではない「ゆるみ」まで様々です。
しかし太極拳の動きで最も大切な要素だと思います。
それは動きの中でのみ実現するもので、淀むことなく動き続けることが重要だと思います。
では動きの中の何処で「ゆるむ」のか、それは動きから動きへの転換点のすべてが理想です。ただ力を抜いてへなへなと動くのではなく、腰が据わった(軸が極まった)先のゆるみです。
その 腰(軸)とは、腰椎です。
虚領頂勁でなければ肩が力み、沈肩墜肘でなければ胸が狭まり背が曲がる、
含胸抜背でなければ腰が弛まず、
鬆腰鬆胯でなければ膝が緩まず、尾閭正中でなければ腰椎が動かず、
気沈丹田もならず、立身中正も形だけとなります。
要するに身体の中の全てが繋がって緩む(無駄な力を抜く)ことが、放鬆(ファンソン)。
ただ力を抜くのではなく(必要な力は抜かず)上・中・下の丹田に意識(力)を集め「緩」ませるのです。
これを修得するには色いろな方法と段階があると思います。
最初から前述の要素を全て充たすことは至難の技です。
例えば最初は平円テーブル拭き、これで沈肩墜肘・鬆腰鬆胯となり肩と腰(股関節)が緩みます。
http://hidetaichi.exblog.jp/23956095/次に、八の字和舟ろ漕ぎ、これで含胸抜背・気沈丹田となり、胸と背中、腰(腰椎)が立ち緩みます。
https://www.youtube.com/watch?v=j-pWXZPP7Bo・・・この子達も毎日、一週間も櫓を漕げば、きっと丹田呼吸が自然に身につきますね。
最後に、垂直バーベル挙げ、これで虚領頂勁・尾閭正中となり体軸が安定した緩みが実現します。
https://www.youtube.com/watch?v=0pDDtMeQOuk・・・この人達は確実に逆腹式呼吸です。最初はやや爪先に最後は踵に乗っています。
実際に櫓を握り船を漕いだり重いバーベルを持ち上げろと云うのではありませんが、身体の中の感覚が解からない人には必要かもしれません。
いずれの動きもパントマイムの達人なら簡単に出来てしまう事かもしれません。
力を抜かずに緩むには目の前に無いもの(重さ圧力)を有ると感じて(意識して)動くことが重要です。
「太極拳は意識で動く」とは相手との攻防を意識(想像)して感じて動くと云う事だと思います。
形だけの(空の手・空の腰)動作(套路)からは本当の「ゆるみ」は生れません。
・・・実際、武術の寸頸は一瞬の「ゆるみ」から瞬時に「発頸」に移り相手を倒します。
この時の呼吸は正真正銘、逆腹式(丹田・拳勢)呼吸です。
2015/11/3
ラガーマン平尾剛さんのブログにサッカー日本代表の長友選手の言葉が紹介されていました。
「鍛えて固めるだけのトレーニングでは通用しない」
だから自らが推奨している体幹トレーニングの目的は、固めるためではなく緩めるため、脱力するため。
たとえば腹筋を固めても、首や顔や背中は緩んでなければいけない。
「首や背中などの体幹部を緩めるために腹筋を固める」というこの長友選手の感覚は、武術でいうところの臍下丹田を意識することに類似している。この感覚は実はヒラオの中にもあって「肚」に力が込められるようになれば、あらゆる動きが可能になるしなやかな身体になる。
・・・太極拳で腹筋を固めるという表現では誤解が生れる気がします。
腹筋を使うと当然、力みが生れます。
逆に息を吸いながら腹筋を緩め腹圧を高めれば手足が自然に軽く動き出します。自然に逆腹式(丹田)呼吸になります。腹筋はその後の発頸で使うものだと思います。ただ緩むだけでは萎えるだけです。放鬆(ファンソン)はただの緩みでは無く体幹が整い丹田(腰椎)に意識が集まることで四肢が緩むのだと実感しています・・・
(2016/9/21読み返し追記:腹圧を高めるのには腹筋ではなく横隔膜を使うのが正解です)2016/5
太極拳の原則は右に行くには先ず左、前に行くには先ず後へ、放鬆(ファンソン)は力を抜く、緩める、息を吐く、気を沈めること・・その反対は力を入れる、締める、息を吸う、気を揚げる、だから太極拳の原則では放鬆(ファンソン)するには先ず力を(蓄頸)入れること。
自然に繋がる動きと呼吸から放鬆(ファンソン)が生れれるのだと思います。
2016/8/18
あの有名な朱天才老師の講習会に何年も何回も足を運んでいらっしゃる方のブログに・・
老師が仰られた言葉で一番多かったのは「鬆」緩める「柔」柔らかく、太極拳の基本中の基本とも言うべき言葉で僕を含め太極拳を学んでいる者は常に意識し出来るように練習している事と思うが、何度も言われるという事は出来ていないという事である。
特に難しいのが「鬆」で緩めると言ってもどこまで緩めれば良いのかよく分からない。
「鬆」について分かる方がおられたら是非伺いたいと思う・・・
ヒント?
太極拳は日常の動きではなく武術の動きなので通常(日常)の動きから「鬆」緩める「柔」柔らかく、は生れません。緩めて柔らかく動くにはその前に先ず締める剛めるが必要で、定式で止められ、肩や手の力を抜いても無意味、それは「鬆」ではなく「萎え」で動きをとめれば「鬆」の感覚はなくなります。
新体操のリボンをイメージして下さい・・多くの方の太極拳の動きでは残念ながらリボンが床に落ちてしまいます。
足も手もこのリボンと同じで体幹からひねり出された足や手がゆっくり柔らかく宙を舞い続けます。
2016/8/20
今、リオ五輪陸上男子400mリレー日本チーム銀メダル獲得!・・夢のような瞬間が・・最終ランナーはボルトにも負けない力の抜けた美しい走りでした。
その少し前のハンマー投げ決勝での解説者のことば、腕の力を抜けばもっと飛ぶはずですが・・それが正に「放鬆」ですね。
2017/8/30
そんな感覚を楽しむのが「24式太極拳」かなって思う、今日この頃です。
2017/9/25
最近、実感で気付いた「放鬆」・・昨日のテニスは4戦全勝・・インパクトに向けて如何に力みを無くすか・・太極拳では腰を緩める・・相撲では腰を割る・・昨日のテニスでは軸を沈める・・やはり大切なのは股関節の使い方だと・・
2017/12/13
最近の気付きは雪だるまのように大きく加速していくような・・腰のジャイロから仙骨後頭骨テクニックへ繋がり、自然に全てのストロークで頭がぶれずに力が抜け安定感が出てきました。
ここへ来て太極拳もテニスも本当に進化してきたように思います。
2018/4/10
「放鬆 ファンソン」と「塌腰 タアヤオ」には「気沈丹田」が不可欠、それには先ず「堤丹」が必要、それは丹田呼吸でのみ実現するのだと実感しています。
2018/7/4
座して立つことで全てが適う・・そんな感覚が出来てきました。
2018/10/5
日本連盟の本部研修では、そこで緩んでここで緩んでその先で緩んでの連続らしいですが、訳も解らず緩んだ振りをしている人が殆んどらしく、四段の先五段にならないと理解不能かも・・身体の中から動いてみて解ることは、胸含と塌腰なくして放鬆は得れないと云うこと。
胸含は腹圧をかけること、それは気功のサイトに書かれていた「逆腹式呼吸を習得しなければ太極拳も気功も本当のことは分からない」と云うことかも知れません。
本気で力を込めて動き出せば、修得と云うほど難しいことでは無いと思いますが、最初から緩んでと云われたら誰しも絶対できないことだと思います。
2019/1/21
放鬆とは表層筋ではなく深層筋の頸を繋ぐこと・・・かな
(補足説明:表層筋は太極拳で云われる無駄な力の正体で動かすのに酸素を必要とせず持久力に劣る白筋のこと。深層筋は太極拳で云われる体幹部を動かすための重要なインナーマッスルでこれを動かすには酸素が必要で呼吸筋とか赤筋ともいわれ持久力に優れています。)
2019/2/26
放鬆とは肩関節と股関節が柔らかく自由自在に動かせる状態・・・かな
2019/2/27
日本連盟の太極拳指導教本を紐解くと・・・「体鬆」とは全身を自然にリラックスした状態にして、如何なる拘束や圧迫を受けないことである。太極拳が要求している「鬆」とは「舒鬆」の意でフワフワと力の無い弛緩ではなく、身体が自然に安定して活動できる状態にすることである。・・・と書かれていて舒と云う字を調べてみるとゆるやかにのばすの意で、「舒鬆」はジョショウ、これまた意味深、(追記:身体を伸ばす時の筋肉を伸筋と言い殆んどが背面に在ります)書かれた字も内容も間違いなくその通りですが、それを伝える言葉、指導はあちらもこちらも伝言ゲーム、緩んで、足裏からの力で・・・
足裏に全体重が落ちた状態こそが放鬆(ファンソン)、伝言間違いはそこから足裏の力で動き出すのではなく、そこからの動き出しは腹圧のかかった腰椎が四肢を動かすのだと思います。(感覚を追加:足裏を踏んで動くとその瞬間に身体に緊張が走り固くなり身体が浮く、放鬆からの動き出しは動きたい方向の脚を抜くだけで素早く軽やかに動き出します)
2019/11/6
昔、上手な先生が言っていた「地面を足で踏みつけ蹴るのは間違い」だと・・・その通りだと思う、「足裏の力で動き出す?」すると途端に頭が動き腰が伸びる、そうではなく反対に力を発するには足裏に自分の全体重を纏絲で落とし込む、気沈丹田、(単に足の力で蹴るのではない)それが太極拳の放鬆からの(鞭身)発勁だと思います。
2019/12/17
やっと解った・・「放鬆」ここで緩んで、そこで緩んで、また緩んで・・常に緩んでいるのが本当の「放鬆」それは仙腸関節が緩んで開いている状態・・開立歩も並歩も弓歩も動きの凡てで常に「放鬆」状態で自然に「上虚下実」が実現します。
2020/2/18
中国武漢発のコロナウイルスが日本でも拡散中、私の大好きなオリオン座の一等星ベテルギウスが寿命か、あの手この手で安部さんも末期症状あのNHKは依然と忖度放送・・空の手空の腰膝かぶり前引き足裏の捩じれ弓歩地獄・・チコちゃんも怒ってます「ボーと!太極拳やってんじゃね~」・・・そんな中で古希を迎えた私の進化は止まらない「放鬆」は太極拳で云われる四文字熟語の全てと共にやってきます。
2020/2/27
太極拳はリアルに動く武術、ゆっくりであろうが自然な動きそのもの、動きを止めてそこで緩んでみても「放鬆」は生まれない、動きの中で体軸がブレること自体あり得ない、止まって緩むから身体が沈み、動き出すと身体が伸びる、「放鬆」であれば軸はぶれない、上下動も起こらない、套路中に軸がブレたり上下動するのは出来ていない証拠「放鬆」が出来ていれば前引きや膝かぶりなど間違い動作は起きない、わざと間違い動作など作って見せること自体が出来ないと思います。
2020/3/27
いよいよ新型コロナが世界中に拡散・・どんなに頑張っても、踏ん張っても封じ込めなど無理だと思う、行きついた先に自然に、それが「放鬆」・・
2020/4/3 そろそろコロナも佳境に
「放鬆」と太極拳で云われる四文字熟語の全てが叶う立ち方は・・昔あったブリキの玩具、指で押すとペッコン、ポッコンと音が・・立った時の身体のポジションはペコではなくポコ・・懐かしい不二家のマスコットはペコちゃんポコちゃん!どっちがどっち?肩関節と股関節が緩むのはどっち・・前掛かりではなく背面の意識が大切それがポコ・・開立歩でこのポジションで立てば間違い動作など真似ようとしても絶対出来ないものです。
太極拳は立った時から「放鬆」が始まるのだと思います。
2020/4/10 緊急事態宣言の発出
教室も講習も表演も大会も全て自粛、そもそも太極拳は教えられて覚えるのではなく自分で動いて気づくもの・・「放鬆」は出来てしまえば簡単なこと自然なこと、特に意識して緩むのではなく、日常の中でも軽く立っていられること軽く動けること・・片足でも軽く立てて軽く手足が動かせること・・それが立ち方、構え方、身体のポジショニングから始まり繋がる「放鬆」それが出来て初めて太極拳が身につくのかも知れません。
・・・10年間、書き綴ってきたことが全部繋がってきたようです。
2020/4/18 緊急事態が全国に 一人10万円支給へ
「ファンソンは ちから抜いても 生まれない」
「ファンソンは ちから入れても 消え失せず」
「ファンソンは 常にあるもの 失せぬもの」
「ファンソンは 立った時から 現れる」
「ファンソンは 軽やかに立ち 動くこと」
2020/6/1 緊急事態宣言が解除され、いよいよ太極拳教室も始まりそう・・
「ふぁんそん」は太極拳用語ですが太極拳に限った身体操作ではなく、日常生活にもスポーツや芸能・音楽などすべてに共通する合理的で無駄のない美しい身体操作の基本だと実感・・
「ふぁんそん」は太極拳を通して身につけるべき最も大切な身体操作であり、身体の在り方、立ち方、正しく美しい姿勢そのものから生まれるものと実感・・
「ふぁんそん」はゆっくり動く太極拳の中でこそ理解しやすく効果的に身につくものだと思います。
2020/10/11
今の感覚で「ふぁんそん」はどんなに力を入れても無駄な力が入らない身体の状態。
2020/11/1
たどり着いた「ふぁんそん」は正しい立ち方、姿勢から生じ、それは肩関節と股関節の正しい乗せ方と置き方、押し続けたファンソンの扉は引いてみたら開いた、それは腹ペコではなく腹ポコ?でした。(不二家のゆるキャラ、ペコちゃんポコちゃん?)
2021/3/5
自分への感覚の刷り込み取り込みのための記述・・「ふぁんそん」は体軸(腰椎)を乗せる仙骨の立て方、と股関節への乗せ方、前から見るとローマ字「M」それを横から見ると平仮名「を」[そ」漢字なら「了」この感覚を身につけることだと実感です。
2021/4/20
体軸の立て方と落とし方、それは真っすぐではなく真下でもない、その「ふぁんそん」の立ち方を伝えるのにバレーダンサーのTurnOutでの立ち方から太極拳の並歩へと導くのが良いかも、と思います。
2021/7/7
ファンソンは「双重の愚・病」から抜け出すキーワード、古武術では「膝抜き」といわれ、軸が崩れず軽やかに動けます。
2021/7/9
今日のカルチャーで伝えた(見せた)立ち方(ファンソン)練習・・片足(一肢)に100%重心を移し、殆んど自重(重力)を感じず、残り三肢(両手片足)を軽やかに廻し動かす。
2021/9/23
コロナの自壊が始まったのか感染者激減・・・そんな中で更に深化、いつでも瞬時に力が出せるのが放鬆(ファンソン)状態、それは大中小の殿筋が連動してモッコリ、まるで筋斗雲に乗ったように、その動きの元の腰椎は如意棒のようです。
太極拳を始めた頃に思い描いた孫悟空の如意棒と筋斗雲、その二つが「放鬆」で繋がったような感覚です。
2021/10/10
放鬆(ファンソン)は立ち方そのものから生まれます・・崩れた姿勢でいくら力を抜いても放鬆ではなく、そこで力を抜いてもただの萎え、それが放鬆だと誤解していては何年たっても放鬆は身につきません・・放鬆とは虚領頂頸・沈肩墜肘・含胸抜背・鬆腰鬆股・気沈丹田で尾呂正中・立身中正となり自然に膝が緩みます。
放鬆は太極拳の四文字熟語の全てと共に現れ套路の最中常にあり消え失せません。
そんな放鬆から初めて瞬時の呼吸が可能となり素早い腰椎の纏糸から発勁が導かれます・・そんな感覚です。
ゆっくり動く24式太極拳もそんな体の中の感覚をゆっくりと楽しむことが大切なのだと思います。
2022/1/25
デルタは自壊しオミは風化したのにみんなの大脳は2年に及ぶ恐怖の波状刷り込みで機能は停止、変化なし・・何回打っても無駄なこと・・どちらも形の刷り込みは似ているような、感覚をたどれば変化が見える、小脳で見える世界は視界良好、もっと力を抜いてと言われても出来ないのが「放鬆」それは力を抜けと言われれば言われるほど遠ざかるのだと思います。
2022/2/20
今日で冬季北京オリンピック閉幕・・トップアスリートの姿勢・動作は自然で実に美しい、それがバランスを崩した瞬間、無駄な力で緊張が生まれ美しさも消えてしまう・・内実と放鬆からの美しさは太極拳も同じことだと思います。
2022/5/23
世界が様変わり・・終わりの見えないコロナ脳とワクチン信奉、終わりの見えない時代錯誤の侵略戦争・・同じく世界が様変わり、見えてきた「放鬆」それは簡単具体的に言えば「上虚下実」そのものだと思います。
2022/6/8
ついに腑に落ちた! 「放鬆」は腑を落すこと・・腑とは肚・腹そのものでそれを腰(骨盤)にしっくりと落とし入れること・・腑に落とすではなくって腑そのものを落すことだと確信しました。
横から見れば一目瞭然それが平仮名の「そ」そのもの、肚が落ちると臀部がモッコリ、それが「放鬆」の容・形となります。
どう動いても崩れない無くならない繋がり続ける「放鬆」は「腑を落す」ことでした。
本日で「放鬆」は完了だと実感します。
2022/9/5
統一教会の騙しに加担した安部さんの国葬に過半数の国民が反対す異常事態の中・・終わったと思った「放鬆」の進化を実感。
「放鬆」は全身に及ぶ事柄それは姿勢そのもの前から見ても解らない右横から見ると・・下丹田(腰椎)は「を」上丹田(頚椎)は「て」で収まり上下を繋ぐ中丹田(胸椎)は「う」最後に上中下の繋がった姿勢が「ふ」の感覚(辮髪が背に当たるか否かの)・・全身が整う美しい姿勢です。
明らかにそれは手足を含め身体の背面の伸筋だけで立ち動く伸びやかな感覚だと思います。
2022/9/8
「身体背面の意識が出来ることは凄い事です」随分前に気にかかった言葉で今その言葉の意味が良く解ります。
身体前面は任脈、背面は督脈、前面の筋肉は屈筋、背面は伸筋で前面の筋肉の2倍以上あります。
2023/1/15
「放鬆」は「そ」の姿勢で瞬時に・・「そ」の書き方(姿勢)つくり方、一が亜門、二が丹田、三が命門、四で脛(スネ)を倒すと完成します。
2023/12/26・・・今年も残りわずか
「放鬆」無くして太極拳の「身法」は語れませんが「放鬆」は太極拳に限らず全ての武術・スポーツ・芸能なのど上級者の必須要件だと思います。
出来てみれば簡単で自然で楽で美しい立ち方そのものだと気づきます。
今年はウサギ来年は辰年で体幹から動き出す自然界の生き物は全てが美しい姿と動きですが人は日常生活で姿勢は崩れ体幹を使わず小手先の動きで事足りて挙句の果てに太極拳でも「身法」を使えず歌を忘れたカナリア状態にも気づかないのが気の毒です。
「放鬆」であればどんな動きをしても自然に体軸と頭が崩れません・・だから体幹の捻りがスムーズに使えて効率よく力が出せます。
全ては正しい姿勢から生まれます。
2024/3/3
今日は雛祭り・・コロナも五類のインフルに・・でも世の中様変わり・・