2021年 04月 26日
コサックスクワット? |
ネット記事タイトルに、キャメロン・チャンプの動きをマスターするにはコサックスクワット?・・・以下
キャメロン・チャンプの股関節・肩関節の置き方、使い方、このスリムなボディーで飛距離を伸ばすのは腕力ではなく身体の使い方の良し悪し、股関節の内旋と伸展、肩関節の立甲と落とし込み、それは太極拳を含む全てのスポーツ・運動に共通の重要なポイントだと思います。
渋野日向子の全英オープン優勝、松山英樹のマスターズ優勝と熱狂のゴルフ界、そんなトップレベルの技術を身につけるためにカリスマコーチのもとへ「下半身を鍛えるには具体的に何をしたらいいですか!」と、すると「下半身の可動域を拡げること」更に「米国ではどのスポーツも機能解剖学に基づいたトレーニングが行われている」「単に筋肉をつけるのではなく筋肉を上手く使うことを目標にしている」「キャメロン・チャンプが良い例で股関節をものすごく使っている」体を効率よく使うためにこれをやってみてと云われたのが棒を担いだ自称コサックスクワット「両足を大きく広げて棒を肩に担いで腰を落す、右足に体重を移し左足を伸ばす、そこから腰の高さを変えずに左足に体重を移し反対の右足を伸ばすコサックダンスに似た動きを繰り返す、棒を担ぐのはバランスをとる為、骨盤を前傾させると更に股関節が使えるようになる」と・・(骨盤を前傾は誤解の元、それでは体軸が崩れると思います)
この棒を使っての練習は以前から「いちやカルチャー教室」で考案実証済み・・身法により上肢と下肢が自然に動き出します。
棒を担ぐと何がいいのか!まず肩関節が背に落ちる、これが出来てるか出来ていないかは雲泥の差、下勢は肩を使って相手を崩す技、肩が前に落ちて丸まっていては足腰の力が伝わらず相手を崩す前に潰されるのが落ち、それは日常生活の下手な体の使い方、肩に棒を担げば自然に体の後ろ側、背中側の筋肉が動き出し股関節も開いて可動範囲が広がり、更に骨盤を前傾させるとは体軸を骨盤にある股関節の位置より前に出して(バレリーナのアンデイオール)落とすこと、すると体の背面の深層筋が動き出し、その流れで次の独立も自然に楽に出来ます。もし人の体の背面の筋肉が前面の2倍あること(機能解剖学)も知らないコーチなら教えを乞うても上達は難しいと思います。上の写真は棒を持つ両手をもう少し近づけて体の軸をもう少し立て腰を入れると(アンデイオール)きっとパフォーマンスが上がると思います。
太極拳は力を使いません?もっと力を抜きましょう?それは本当のことが(機能解剖学)分かっていない人の(口癖)セリフ、太極拳はしっかり力を使います、無駄な力を使わないだけです。
無駄な力のもとは体の表層の筋肉、真の力は身体の中の深層筋の力、それが逆腹式呼吸で動くインナーマッスル呼吸筋、太極拳で云われる内実だと思います。
この写真の見事な重心移動での纏糸、右足重心のテークバック(私の感覚「そ」の姿勢)からダウンスィング(過渡式)で両足の中間点へインパクトで重心は左足に、そしてフォロースルーで定式へ・・力強さと気持ち良さ、そんな美しい太極拳を目指したいです。
2021/5/27
今日のスポーツニュース米国メディア、大谷翔平15号3ランの約188キロの高速打球に「人間にとって一般的には不可能なレーザー」と・・・
この試合で11号本塁打を放った同僚のウオルシュ選手は不可能に思えるがショウヘイには普通なのかも、とコメント・・・
インパクトに向けて無駄なく繋がる身体の使い方、大谷選手とチャンプ選手のフォームが重なります、太極拳も野球もゴルフも同じこと、腕力に頼れば頼るほど打球は伸び悩むのだと思います。
コサックスクワットの効果は姿勢で変わる、動いてみてわかる、殿筋もっこりのアンデイオールがパフォーマンスを上げるのだと確信です。
by rakurakutaichi
| 2021-04-26 20:06
| 私の太極拳上達法
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