2021年 02月 12日
太極拳の腹圧は油圧式 |
太極拳に必要な腹圧は大事な腰椎を守ると同時に体幹からの強い力を生むためであり例えるなら車のパワステと同じだと思います。Aは横隔膜 Fは吸息 Pが腹圧
油圧で動く太極拳は腹圧のかかった腰椎の捻り丹田動作からじわっと動き出す手や足に息を吸い溜めた含胸壇中からの膨満感が伝わり随液で満たされた脳内と目も覚醒して体の隅々手足の抹梢までも油圧が伝わる・・それが内実で動く太極拳の感覚かと思います。(よく講習会で力を抜いて緩んでも指先まで弛めてはいけませんと言われる内容ですが内実も無く指先に力を入れても腕が固まるだけだと思います)
ある会社のブログに、油圧の原理はパスカルの法則「密閉容器の中の流体は容器の形に関らず、ある一点に受けた圧力をそのままの力で流体の全ての部分に伝える」との記載と図があり、連想した感覚が太極拳の内実と腹圧、言葉にすると「逆腹式呼吸で息を吸い横隔膜が下がると腹圧がかかり、その力は身体の全てに等しく膨満感として伝わる」のだと思います。
2021/2/18
横隔膜は無意識でも動くが最大限に動かすには意識呼吸が欠かせない、それが日常普通の呼吸ではない腹圧を得る丹田拳勢・逆腹式呼吸といわれる太極拳の呼吸だと思います。
内実も無くとは腹圧も掛けられずと云うこと、体幹の筋肉の殆んどが使えない、上肢と下肢を繋ぐ腸腰筋も体軸を立てる多裂起立筋も歩法の要、重心移動を可能にする腰方形筋も使えない・・すべてインナーマッスルです。
2021/3/5
腹圧を得るにも姿勢が重要だと気づいた・・否、正しい姿勢から合理的な身体操作が導かれ自然に腹圧も生まれてしまう・・その姿勢は正面から見ても解らないが横から見ると感覚的には平仮名の「を」画数3として2画目が重要ポイントとなる仙骨と股関節のポジショニングの感覚です。
2021/5/10
最近その姿勢(骨盤・股関節・仙骨・腰椎の位置関係)の感覚を「そ」の姿勢と云うことにしました。
by rakurakutaichi
| 2021-02-12 22:59
| 私の太極拳上達法
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