2021年 02月 02日
背後七顛百病消 |
背後七顛百病消 (八段錦) 踵落とし
背の後ろ(背後)に七度天地を(七顛)返せば(百病消)無病息災。
足腰を鍛え、気力を増し、精神の統一を図るために行う。
両脚を軽く揃え、1.2.膝を伸ばし息を吸い3.4.踵を押し上げ爪先立ちに、5.6.ゆっくり息を吐きながら肩の荷を背面に下ろすように踵を緩め、7.8.真っすぐ立てた板が垂直に床に落ちるように7で踵を地に落とす、更に膝を緩め8で震脚させる・・(8呼間)繰り返し1.2.膝をのばし・・(踵落としで全身の骨を震わせると骨ホルモンが生まれ骨が強くなり免疫力が上がるらしい)
最初に難しいのは爪先立ち、腰が引けるとついふらつく、1.2.で息をふくらませ膝を伸ばし腰を出し胸を張ると(和凧のように)スムーズに上がる気が・・からだ前面で吸った息で伸びあがり、肩を緩めてからだの背面に息を吐きながら踵をストーンと落すと(任脈から督脈へ)からだの節々(骨)にズンとくる、そこから背面へもう一つ、哼(フン)と息を吐き膝カックン(震脚)で更に全身が震撼し、丹田に杭が打ち込まれたようで(私のやり方)気持ちいいです。
最後の震撼動作は太極拳の起勢の中にも在るように思います。
2021/3/12
今日のいちやカルチャー教室、1.2.膝を伸ばし息を吸い、のとき両掌を下に押さえるように肘を伸ばしながら膝も伸ばし息を吸うと自然に含胸となり、ゆっくり3.4.踵を押し上げ息を吐き爪先立ちになると体軸がどっしりと安定し無駄な力が抜け伸びやかに爪先立ちになれる感覚、それは息を吸って含胸となれば自然に肩の荷が背中側に回り落ちる感覚だと説明・・よく見かける両腕を前に挙げながらこれをすると背中の伸筋が緩まず体に力が入りリラックスも出来ないと感じます。
(気づいたこと:爪先に乗るときは小指側から意識して親指側へ・・すると何故か安定感が増します)
2021/8/4
爪先立ちは肩を背側に落として緩めると呼吸と体が安定すると思えます。
最後に踵を地につけて更にそこから膝裏カックンで膝を緩めて膝を抜く感覚を見つけると太極拳に役立つと思います。
2021/9/19
爪先立ちになる時に起勢のように両手を胸前に挙げながらを見かけますが踵に乗るならそれも良いと思いますが爪先に乗るのであれば不自然で体に無駄な力が入り軸が崩れやすく気も乱れるように思います。
基本、伸びやかに揚がり、穏やかに降ろし、気を地に突けるのだと思います。
揚がる時は爪先の油圧ジャッキを使い、降ろす時は背中の荷物を肩から降ろすように、突ける時は地中に杭を打ち込むように、気功はそんな気持ちが大切だと思います。
by rakurakutaichi
| 2021-02-02 23:26
| 気功八段錦
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