2020年 08月 23日
太極拳と身体操作 |
身体操作とは身体の動かし方、使い方、身体を思い通りに操ること・・
身体を思い通りに操ること、それは苦もなく楽に動けるこ・・
太極拳の歩法でいえば、跟歩、上歩、弓歩、退歩、側行歩、扣歩、擺歩、碾歩、歇歩、蓋歩、すべてが体軸も崩れず軸足裏にねじれも無く独立歩と同じように上げた脚も無駄な力を使わず軽やかに伸びやかに動くこと・・
太極拳の手法でいえば、両手がバランスよく其々が補完し合い領分を侵さず、すべての手練手管が自然で無駄な力が働かず淀みなく軽やかに伸びやかに指先まで伝わること・・
太極拳の身法でいえば、頭が首にのり首が背中にのり背中が腰にのり、軽やかな重心移動と、しなやかな捩じれが自然に起きること・・
太極拳の眼法は含胸呼吸から自然に生まれ総てが繋がり、太極拳で言われる放鬆塌腰が現れます。
2020/8/25
身体操作は太極拳に限ったことでは無く、すべての武術、スポーツ、芸能、ストリートダンスも同じこと・・
如何に無駄なく合理的に軽やかに素早く効率的に力を出すか・・
ゆっくり動く24式太極拳はゆっくりであるからこそ身体操作を極めるのに最適なツールだと思います。
身体操作は内実も無く形を作り繋ぐのではなく、立ち方そのもの、動き方そのもの身体の使い方そのもの・・
太極拳での身体操作は如何にして立つのか(並歩)如何にして片足を開くのか(開立歩)如何にして動くのか(弓歩)如何にして蹴るのか(独立歩)・・何れも先ずは秤のように立つことから無理のない重心移動ができるのだと思います。
身体操作の基本は動き出す前に必ずどちらかの足に重心が乗り、そこに仙骨と後頭骨が重なり、自然に膝が緩んで足裏の捻じれが無くなり、双重の病から解放され金鶏のように猫のように車輪のように動き出せるということ・・その理に叶った美しい姿勢から放鬆が生まれ、呼吸で含胸と塌腰が生まれ勁の繋がった太極拳の動きになるのだと思います。
(ふと思ったこと・・車輪のようにでは両足に体重をしっかり乗せる感じ?これは誤解のもとかも?)
トップアスリートは動きの最中、殆んどどちらかの足に重心を移しているのだと・・それが重心移動で体を運ぶ身体操作の目指す基本だと思います。
2020/8/26
最近、日本連盟の指導が事細かく開立歩から起勢・弓歩へと外形をとらえての説明があるようですが身体操作は体の中の在り様なので伝えるのが難しいのだと思います。
良い練習法を思いついた・・24式太極拳を両手肩からぶらんで使わず、下肢のみを動かして車輪の上に秤を立てるように最初から最後まで・・これは良い、歩を進める(歩法)ための身体操作が明確になっていきくように思います。
それができて、そこから上肢を使う(手法)ための身体操作が呼吸を伴う体幹(身法)の捻り纏絲・・それが身体の中からの動きで手が流れるように動き出す身体操作だと思います。
太極拳の身体操作は先ず秤のように立つこと、車輪のように動くこと、そこから腹圧をかけた体幹の捻りで手を使うこと・・・内実も無く手を動かしても、体重移動でどんなに歩を進めても、太極拳の身体操作とは言えないように思います。
2020/8/31
簡単に言えば太極拳の身体操作は「体軸移動」と「体幹運動」のような気がします。
2020/9/2
繋がる太極拳、身体操作・・安定した体軸(重心)移動には放鬆が伴い、瞬時の体幹(纏絲)運動にも放鬆が欠かせないと思います。
2020/9/3
楽な立ち方から、放鬆が生まれ、楽な呼吸から、内実が生まれる(らくらく身体操作)のだと実感・・年齢差・体力差は無関係、今日のテニスで実践、身体操作でレベルがアップです。
2020/9/9
今日の太極拳で実感・・自分で見つけた確かな動きへのスイッチ(それだけを保ち続ければ凡てが叶う)は内実で命門を開くこと、それが身体操作の究極か、すると歩法では双重から解放され、身法では首が据わり目が定まって体軸が崩れず、手法では無駄な力が入らず、凡てが自然に繋がります。
身体操作は内実から生まれ、火の無いところに煙は立たず?形は動きから生まれるもの、形をいくつ繋いでも動きそのものにはならない、動いてみれば一目瞭然・・実感
2020/9/16
週に一度の太極拳練習、毎回何か気づきがあるもの、片足立ちでのドンジャオ・・師曰く分け拡げた両手をお臍の前で絞り込んで軸足に乗るように・・その通り、すると100%軸足に重心が乗る、正確には乗るとか移るのではなく100%軸足に重心が落ち込む感覚・・しかし内実の無い人達には気づきがない、気づきが無いから上達しない、内実で両手を絞り込むと掌根に意識が集まり自然に両股関節が緩んで沈み虚領頂頸の軸が崩れず楽に立って美しく蹴り出せますが、内実も無く手足を如何に動かし形を作ってもそんな感覚は生まれて来ない、身体操作とはそんな身体の中の操作感覚だと実感しています。
追記:気功法で云うと両手が上がる時は息が吸われ下がる時は吐かれ、両手が近づくときは自然に息が吸われ、逆に離れていく時には自然に吐かれる・・気功も太極拳も同じこと、内実が無い人達は呼吸も身体もバラバラそれが日常、日ごろの動作なのだと思います。
2020/9/25
ずいぶん前に傳清泉さんを引き合いに本物と紛い物の記述で、コメント欄に傳先生と私達とでは運動能力が違います!と、運動能力の差は筋力体力以前に身体操作の良し悪しだと思います。そんな訳で少しづつ傳先生の動きに近づいている様です。
2020/10/24
「内実で命門を開く」に続いて「命門で大椎を立てる」・・・これは更に凄い、命門がひらいて究極かと思いきや気功八段錦を学ぶ中で「大椎」なるツボを知り、そこを意識して立ってみると実にどっしりと軽やかに立ち動けます。
命門は横に開き、大椎は縦に開く感覚・・・まさに横に開いた命門は車輪の如く、縦に開き伸ばした大椎は秤の如し、です。
ご存じない方に、大椎は首の付け根にあるゴツゴツした二つの骨の接点、上が頚椎最後の7番、下が胸椎の始まり1番です。
余談ですが、風邪かなと思ったらルル三錠ではなく大椎を温めると良いそうです。
感覚的には寒さでゾクゾクとした時に縮むところが大椎、ここを温めてホットさせれば、なるほど気の持ちもよく体に良さそうです。
2021/1/28
最近気づいた身体操作で拍脚・・足を蹴り上げる、手で叩く、そんな意識をすると無駄な力(表層の筋肉)が入って軸がぶれて頭が動く・・意識とは脳からの指令、その指示で筋肉が弛緩して体(骨)が動く・・足は上げるだけ、手は置くだけ、そんな意識で動くと不思議と無駄な力が要らず深層の筋肉(骨関節の近くの筋肉)で軽やかに拍脚ができると思います。
2021/5/27
最近聞く採点基準では足運びが重要らしい!手の動きや形などはさほど凝視しないらしい?それは正しいと思う、然しそれは内実があっての事、それが出来ている人の感覚での発想、内実も無く歩法は歩法、手法は手法、眼法もと指導しても始まらないと思います。
正しい姿勢からの内実(身法)で腹圧が掛かると眼が(眼法)定まり、殿筋がもっこり、その大中小の殿筋で(歩法)歩を進めると自在に動く、その足の動きに連動して吸気から腰椎の纏糸で(手法)自然に手が動き、呼気による発勁に至るのだと思います。
2022/9/29・・大谷54-58で三冠も・・
太極拳に限らず身体操作とは体の中からの動き出しであり最初の操作は「腰」と言われる腰椎の捻り操作、この操作には必ず呼吸が伴います。
それが身体操作の初歩だと実感します。
by rakurakutaichi
| 2020-08-23 16:44
| 私の太極拳上達法
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