2020年 07月 10日
身体の中から動き出す |
この自分のブログの中でよく使う「体の中から動き出す」というフレーズ、これがどういうことか考察してみると身体の中心・体幹を動かすのは多裂筋だと実感・・・日本太極拳友会会長さんが仰った言葉 https://hidetaichi.exblog.jp/24688650/ 傳先生の内側から形が出来ていく太極拳・・・同じことだと実感。
身体の内側から動き出すために使う筋肉が多裂筋、それは深層筋インナーマッスル呼吸筋なので腹圧をかけないと動かない、腹圧こそが内実、自力先生が仰る内実も無く見よう見まねとは空の手空の腰のこと、傳先生が来日して仰った言葉、日本の方は手を動かしているようですが太極拳の手は使う手です・・・全てが繋がり符合します。
多裂筋は7個の頚椎12個の胸椎5個の腰椎、全ての体幹の脊椎一つ一つを繋ぎそれぞれを動かすことが出来る筋肉です。
呼吸で腹圧をかけ内実でこの多裂筋を動かすことで体幹をしなやかに細かく意のままに捩じることができ、それが太極拳で云われる纏糸勁の実際だと思います。
しかし未熟者がそれを使うとどうしても肩が振れて腰がくねって頭が揺れ、周りから言われる言葉が、あれは自分が気持ちいいだけで太極拳は肩や腰や頭を動かさず力も要りません等と指導され最初から内実を封じられ内実のない形と動きになっていくのだと思います。
思い起こせば自分も随分そんなことを言われ経験してきましたが正しい姿勢が身につけば内実を作って多裂筋をどんなに使っても肩腰は殆んど動かず頭も動かず体軸は真っ直ぐ立ち軽やかにしなやかに動けるようになります・・・それが傳先生の内側から形が出来ていく太極拳だと実感しています。
多裂筋を知らずして体幹コアを語るな
(注:このサイトは多裂筋がどんなものか知るだけでいいと思います。高齢者でも大丈夫、私は古希、体幹は鍛えるものでは無く使い方を学ぶのが太極拳だと思います。無駄な力の筋トレは不要です。)
多裂筋の知識も無くただ体幹を使って・・・
深層筋と表層筋の違いも知らずただ力は要らない・・・
縫工筋の緩め方も説明しないでただクワをゆるめて・・・
(正しいもの)見ることで(正しいこと)知ることで動きが変わる体が変わる・・・
2020/7/16
今日は久しぶりに青空がひろがりテニス、当然、体幹からの捻りでラケットが動きボールを飛ばす・・
初心者は手首でラケットをこねる、次は肩から先の手や腕だけでラケットを振る、続いて肩腰と合わせた腕でラケットを振り回す、そして体幹の捻りで腰肩が動きラケットがその後に動き出す、上達すると体幹の捻り戻しで肩腰が残ってインパクトでパワーが増します。
これをボールなしラケットなしで一人でゆっくり想像しながらスローモーションで体の中を感じながらシュミレーション・・ゆっくり動く太極拳も同じことだと思います。
2020/10/10
どうやら脊柱起立筋は姿勢を真っ直ぐに保つには重要な表層の筋肉らしく、例えば前引き、後ろ引き、上体の倒れ等の崩れた姿勢を無理に保つには役立つ、以前はよく使う筋肉で重要だと思っていたが、この表層筋が働くということは無駄な力が入っているということ、その状態では体幹を動かす深層の多裂筋が上手く働かないようです。
つまりインナーマッスル多裂筋を最大限に利用し体幹部からの動作をスムーズに引き出すには正しく美しい姿勢が欠かせないと言うことだと気付きました。
軸が傾いていてはコマも上手く回りません・・太極拳もテニスも同じことだと思います。
やっぱり美しい動きは美しい立ち方から、美しいとは無駄のない無駄な力が入っていない姿勢、ハッキリと正確に言えば無駄な力は表層筋そのもの、無駄のない美しい動きは表層筋からは生まれない、それは深層筋から作り出され、体幹部のそれは呼吸で動かす多裂筋、これが意識して使えるようになると自由自在な身体操作が実現するのだと思います。
2020/11/12・・71歳誕生日で気づいた・・
「身体の中から動き出す」とは「纏絲」そのもの、体幹の捻り、それが「内実・内功」それは呼吸を伴う、それが「丹田・拳勢・逆腹式呼吸」この要素のない動きが空の手や腰、どんなにそれらしく取り繕っても所詮は案山子かお地蔵さん、肩や腰を動かすことではなく、腰椎部を捻り動かすこと、見てはっきり分かるのが陳式套路、肩腰を極力動かさずそれうするのが身体の中から動きが出てくるといわれる楊式套路、内実もなく高度な演技を真似ても無意味ですと言われる意味はそんなこと、肩を振るな腰を動かすなと言われ続け手足を動かし形を取り繕う套路からは何も得るものは無いように思えます。
お陰様でこの歳で姿勢も良くなり動きが軽やかになり無駄な力が入らずテニスも太極拳も上達してると実感しています。
更に今動いてみて気づいた・・片足重心での纏絲頸は安定感と力強さが両足の比ではない、太極拳もスポーツも達人やトップアスリート達は常に片足に重心を移動させているといわれるが、そんなことなのかもしれません。
2021/7/21
形として指摘されること、言われることを形として捉えるのでなく、一連の動きの中でどうしたら自然にそのようになるのか、始めた頃から今でも試行錯誤の連続です。
by rakurakutaichi
| 2020-07-10 11:25
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