2019年 03月 19日
縮身斜帯 |
32式太極剣の12.縮身斜帯(ズァンシェンシェータイ)
ここでの縮身の意味も感覚も周りの方に殆んど意識が無いように見えます。
身が縮む動きから左手が自然に「反穿剣指」の動きになります。
意識する内容は、前の転身右斜帯定式弓歩から相手の動きを警戒し左足を寄せながら身を縮め相手を観察、右手の剣を前に出して相手が近づくのを阻止し、(すると自然に左手反穿)次に胸を刺してきたので咄嗟に左足を後ろに引き、剣を左に引きながら相手の攻撃をかわし相手の剣に空を切らせる。
初心者と達人、上手い下手はあっても、何をしているのか意識があれば両手両足が身体の動きと自然に合って全てが繋がるのが当然の結果だと思います。
身体の中から繋げて動き出すには最初はややオーバーアクション気味に動けば感覚が良く分かるのですが、右手の剣、左手の剣指、それぞれを別々に捉えて形を作れば作るほど動きは不自然なものに・・・右手で槍や石を遠くに投げる時、あなたの左手は最初、手の平が下向きだと思います、槍か石を投ようと右手が後ろから前に動き出すと自然に前の左手は後ろに引かれながら手の平は上向きに変わっていきます・・・それが自然な左手反穿だと思います。
24式拳も32式剣も形をいくら細かくたくさん覚えて繋げても自然な動きそのものにはならないような気がします。
それはどこまで行っても体の中から動き出していないからだと思います。
縮身、身が縮む思い、咄嗟に身を縮める(追記:この瞬間フンと鼻から息が自然に入ります)・・こんな感覚的な身体の中から出てくる動きを事細かく分解して覚えることは難しいと思います。
2023/7/7
忘れていた今日は七夕、久し振りに閲覧者さんからコメントが・・・縮身ではなく斜帯と平帯の違い。
「縮身」は自分の身体の中の出来事なので外見で説明するのは殆んど不可能ですが「斜帯」と「平帯」も右手の剣先の位置や動かし方を棒立ちで事細かく指導しても無意味で左手の反穿は連動して起こりません。
依然として巷では「身法」身体の中の繋がりが説明できず形だけの手法歩法指導で中身のない套路が繰り返されているように思います。
by rakurakutaichi
| 2019-03-19 12:13
| 32式太極剣
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Comments(5)
最近32式太極剣を始めました。自分でネット動画をみて予習しています。
余りにも初歩的な疑問ですが、斜帯と平帯の動作の違いがわかりません。私には斜帯がほぼ平帯にしか見えません。教学動画で斜帯と平帯の違いを明確に指摘している先生も見当たらず、なぜかそこはスルーされている感じがします。
あるサイトには「平帯ではあるけれど、剣先は少し上向きにする。」と書かれていました。はて???
そこは普通に平帯なんだけど、斜帯という名称がついている以上、全く無視するわけにもいかず、気持ち剣先を少し上向きにすることで、解決をはかっている、ということなんでしょうか。
ちなみに42式に斜帯という名称があるか調べたところなさそうです。32式独自の名称なのでしょうか。斜帯が普遍的な剣法名称でないのであれば、私はその名称を無視して、普通に平帯で練習したいと思います。
余りにも初歩的な疑問ですが、斜帯と平帯の動作の違いがわかりません。私には斜帯がほぼ平帯にしか見えません。教学動画で斜帯と平帯の違いを明確に指摘している先生も見当たらず、なぜかそこはスルーされている感じがします。
あるサイトには「平帯ではあるけれど、剣先は少し上向きにする。」と書かれていました。はて???
そこは普通に平帯なんだけど、斜帯という名称がついている以上、全く無視するわけにもいかず、気持ち剣先を少し上向きにすることで、解決をはかっている、ということなんでしょうか。
ちなみに42式に斜帯という名称があるか調べたところなさそうです。32式独自の名称なのでしょうか。斜帯が普遍的な剣法名称でないのであれば、私はその名称を無視して、普通に平帯で練習したいと思います。
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初心者で疑問が湧く人は上達すると思います。
32式剣4番の平帯は相手の胴体を脇の下から真横になで切り、11番12番の斜帯は相手の刺してくる剣を交わし払う内容イメージで動けば自然にそのようになると思います。
剣を握った自分の手首の軌道が平帯は(へ)で斜帯は(\)になると思います。
「剣先は少し上向きにする」それは小手先の形だけの套路指導でリアルに動けば剣先は自然に手首より上に来ます。
今あなたの剣も拳も相手の何処をどうしようとしているのかを指導できなければ練習は無意味だと思います。
32式剣4番の平帯は相手の胴体を脇の下から真横になで切り、11番12番の斜帯は相手の刺してくる剣を交わし払う内容イメージで動けば自然にそのようになると思います。
剣を握った自分の手首の軌道が平帯は(へ)で斜帯は(\)になると思います。
「剣先は少し上向きにする」それは小手先の形だけの套路指導でリアルに動けば剣先は自然に手首より上に来ます。
今あなたの剣も拳も相手の何処をどうしようとしているのかを指導できなければ練習は無意味だと思います。
斜帯と平帯の違いについて、合理的で明快なご解答ありがとうございます。おかげさまで霧が晴れて道が開けた感がします。後はその道を歩いていき体感するだけです。
剣についても相手の攻撃を具体的に想定してどう対応するか考えて練習すべきというのは、眼からうろこです。そこまで考えつきませんでした。明師がいないので自分でその段階に到達すれば、できるところからはじめていきたいと思います。ありがとうございます。(拳では「太極拳体用全書」Kindle版が参考になりました)
現在、最高段位の大ベテラン先生に制定拳を習っていますが、武術的観点からみて指導力はゼロ以下です。以前伝統拳を少し習った時は、体と手足を「つなぐ」ことを何度も強調されたのですが、この先生はひとつながりの動作を分解して手足腰バラバラに動かすように指導したことがあります。何十年という太極拳学習歴があるそうですが、あからさまに指摘することもできず、困ったものです。剣についてもYouTube動画を繰り返しみて自分で考えながら学んだ方が速く正確に学べたりします。
明師を探し出せたとしても、通えるだけの気力体力資金力もありませんので、このブログや動画を参考にしつつゆっくり精進するとします。このブログに訪れることができたことは大変ラッキーでした。
剣についても相手の攻撃を具体的に想定してどう対応するか考えて練習すべきというのは、眼からうろこです。そこまで考えつきませんでした。明師がいないので自分でその段階に到達すれば、できるところからはじめていきたいと思います。ありがとうございます。(拳では「太極拳体用全書」Kindle版が参考になりました)
現在、最高段位の大ベテラン先生に制定拳を習っていますが、武術的観点からみて指導力はゼロ以下です。以前伝統拳を少し習った時は、体と手足を「つなぐ」ことを何度も強調されたのですが、この先生はひとつながりの動作を分解して手足腰バラバラに動かすように指導したことがあります。何十年という太極拳学習歴があるそうですが、あからさまに指摘することもできず、困ったものです。剣についてもYouTube動画を繰り返しみて自分で考えながら学んだ方が速く正確に学べたりします。
明師を探し出せたとしても、通えるだけの気力体力資金力もありませんので、このブログや動画を参考にしつつゆっくり精進するとします。このブログに訪れることができたことは大変ラッキーでした。
> shosinsyaさん
この太極拳ブログの訪問者は日々100人程ありますが内容の多くが身法(身体の中の使い方)なので単に手を動かし(手法と称し)足を動かし(歩法と称し)て外見を作る(身法の無い)太極拳愛好者の方には理解はおろか興味も持たれないところが訪れることができてラッキーだとは極まれなコメントをいただき有り難うございます。
以前このブログが問題視されブログを止めるかサークルを辞めるかでブログを選んだ甲斐があります。
この太極拳ブログの訪問者は日々100人程ありますが内容の多くが身法(身体の中の使い方)なので単に手を動かし(手法と称し)足を動かし(歩法と称し)て外見を作る(身法の無い)太極拳愛好者の方には理解はおろか興味も持たれないところが訪れることができてラッキーだとは極まれなコメントをいただき有り難うございます。
以前このブログが問題視されブログを止めるかサークルを辞めるかでブログを選んだ甲斐があります。
おそらく検索している中で偶然目にしたとおもいますが、あまりにおもしろかったので、上達法など大量の記事を一気に読んでしまっていました。
感銘をうけたのは、出典・根拠を明確にしていること、自身で思索・検証・体感した気づきの貴重な記録ということです。ある意味、コンパスをたよりに一歩一歩山を登っている人の登攀記録という感じでした。太極拳という登山道の入り口の前で満足してしまっている人たちには峠から見える見晴らし(気づき)に興味がわかないのも無理ないかもしれません。
私は随分と回り道をしてやっと入り口の門のなかに一歩足を踏み入れたかなという感じで先はまだまだ遠いです。でも気づきの記録は(読んだからと言って必ずしもすぐに理解・到達できるわけではありませんが、)大いに参考になると思っています。
(”腰=腰椎”というのは目からうろこの新発見でした。私自身は腰よりも”へそを回す”のほうがより意識しやすいかなと考えていましたが、なるほど”腰椎”ですか。”腰椎を回す”、これこそ見事に本質をついていますね。胸椎は放っておくと自然と前に曲がってくるので気を付けて伸ばすように意識してますが、これからは腰椎も意識できるようになりたいと思います。)
感銘をうけたのは、出典・根拠を明確にしていること、自身で思索・検証・体感した気づきの貴重な記録ということです。ある意味、コンパスをたよりに一歩一歩山を登っている人の登攀記録という感じでした。太極拳という登山道の入り口の前で満足してしまっている人たちには峠から見える見晴らし(気づき)に興味がわかないのも無理ないかもしれません。
私は随分と回り道をしてやっと入り口の門のなかに一歩足を踏み入れたかなという感じで先はまだまだ遠いです。でも気づきの記録は(読んだからと言って必ずしもすぐに理解・到達できるわけではありませんが、)大いに参考になると思っています。
(”腰=腰椎”というのは目からうろこの新発見でした。私自身は腰よりも”へそを回す”のほうがより意識しやすいかなと考えていましたが、なるほど”腰椎”ですか。”腰椎を回す”、これこそ見事に本質をついていますね。胸椎は放っておくと自然と前に曲がってくるので気を付けて伸ばすように意識してますが、これからは腰椎も意識できるようになりたいと思います。)

