2019年 02月 08日
太極拳と首と肩関節 |
太極拳の要訣で言われる虚領頂頸と沈肩墜肘(領は首)・・筆記試験にも出てくる耳にタコの四文字熟語、最近分かってきた首と肩関節の関係は・・
自力先生が仰る、下半身は股関節を上半身は肩関節を緩めるのです、連盟実技テキストには股関節の使い方では縫工筋を緩めよと、然し肩関節ではどこの筋肉を緩めよとは全く記載なし・・気づいたのは胸鎖乳突筋、これを緩めると首は真っ直ぐ、頭は軽く、おまけに肩が自由自在に動き出します。
ここまで書いて気が付いた・・緩めよとか緩める、は誤解の素、動きの中でその部分の筋肉を緊張させない、働かせないようにすれば良い・・それは緩めようと意識しても緩むような筋肉ではない、身体の構え方、ポジショニング、立ち方、動かし方そのものが大切な要因(決め手)だと思います。
股関節では座骨を立てると内旋となり結果、縫工筋を引っ張らない動きに(松腰松胯・尾閭正中)・・肩関節では肩甲骨を立てると立甲となり結果、胸鎖乳突筋が緊張から解放され首が立ち肩から無駄な力が抜けるのだと思います。(虚領頂頸・沈肩墜肘)
やっと自力先生が仰る、下半身は股関節を上半身は肩関節を緩める、の緩め方が身についてきたのかも・・座骨も肩甲骨も背中側の意識(督脈)それが自分流には股関節のMポジション、肩関節のTポジション・・如何やら太極拳は(気功も)立ち方から始まるのかもしれません。
by rakurakutaichi
| 2019-02-08 22:59
| 私の太極拳上達法
|
Trackback
|
Comments(0)
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。
ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。