2018年 10月 26日
空の腰をなくす |
「空の腰をなくす」最近アクセスが増え検索キーワードにあったフレーズです。
太極拳でよく聞く「空の腰」は「空の手」も同じこと、空の手は空の腰から生まれるのだと思います‥あの有名な傳清泉老子が来日されて仰った言葉「日本の方は手を動かしているようですが、太極拳の手は使うものです」と、それは太極拳として使えない役にも立たない腰や手のことかも? 続いて老子曰く「健康のためにやっている方も武術としての動きをしなければ、それは健康の足しにもなりません」と・・エッ!健康のためにやっているのに!
空の腰をなくすにはどうしたら良いのか? いったいどういう腰が空の腰なのか? それは誰がどう指摘するのか? 疑問は尽きません。
そもそも日本人が言う「腰」と中国人(太極拳)の言う腰は違うらしい・・・腰椎が四肢を動かさねば太極拳ではないらしいです。
https://hidetaichi.exblog.jp/28040365/
Windows7に10をインストールしてからURLが自動変換しない、左でURLを指定してから右クリックで検索しての選択で手間がかかります。
Windows7に10をインストールしてからURLが自動変換しない、左でURLを指定してから右クリックで検索しての選択で手間がかかります。
2018/11/17
そろそろ今年も昇段試験の季節到来、連盟三段検定重点項目には「カギカッコ」で無くさなければならない6項目が書かれています。
先ずは歩法・身法で「膝つぶれ」続いて「膝かぶり」「前引き」「後ろ引き」と「空の腰」最後に手法で「空の手」・・・
前の4つは股関節が常に内旋状態なら起こらず、後の2つは呼吸で腹圧を得れば自然に無くなると思います。
更に四段は三段での実の腰、実の手からの「放鬆」がポイントになってくるようですが、空の腰・空の手からは本当の自然な「放鬆」ファンソンは生まれないと思います。
2018/11/20
先日、初めての指導員講習会があり参加・・初めての人を指導するという設定で二人一組で練習中、手法での放鬆による螺旋と纏絲の身体の中の微妙な動き使い方を懇切丁寧に説明を頂きそれには納得、四段講習でもなく初めての人を指導する練習の場面だったので、先ずは分かりやすく、ちょっと大げさに相手との攻防を見せようと意識して体幹を大きく使い動く中で頭が動き虚領を怠り、つい無駄な力が(相手との攻防は初めての人には無駄な力でも入れて見せないとわからないと思いますが)・・反省、お陰様で腰を据えると同時に首を据える(虚領)Mポジションの重要性と自然な放鬆を再認識できました。
・・私は初めての人にはそんな難解で高度な達人の放鬆ではなく、先ずは空の腰・空の手こそが間違いだと伝えています。
最初に悪い癖をつけると直すのは至難の業、空の手・空の腰は棒立ちで肩も腰も動かさず、殊更力を入れず緩んでと言われ、先ず右手の動かし方、次に左手の動かし方、と形を作ることから生まれるのだと思います。
腹圧をかけて動くとは、相手との攻防を想像して力を入れて本気で動き出すということ、腹圧をかけるのは力の基の腰・腰椎を傷めないよう守るため、重い物を持ち上げる時は当たり前に、最初は当然未熟なので無駄な力が入り、肩も頭も振れますが初心者だから当たり前、然し無駄な力でも入っていれば空の手・空の腰とはならず、そこから段々と無駄な力や無駄な動きがなくなり、その後やっと上達と伴に本当の「放鬆」が実感として生まれるのだと思います。
李自力老子の言葉を思い出します・・・「身体で感じてからだの声を聴きなさい」「最初は楷書、それは間違い」「ひとつ一つの動作を正確にすることに拘らず、自然の流れに身をまかせることが大事」「動作のひとつ一つが技であることを意識すること」「型にとらわれないで、もっと自由に動きなさい」「初心者に高度な演技は無理なように、内実も無く見よう見まねで高度な演技を真似ても無意味です」最後に・・「太極拳に正しいも間違いもありません」・・ことさら間違った形をわざと作って見せ、それを指摘し合い、動きではなく、形だけを直していくのは・・・
2018/12/・・
今日も聞いた周りの声「最近、どんどん太極拳が難しくなってきたね!」その内容は・・・右足への重心移動は先ず腰をその場で落としてから、上の手と下の手がずれないように合わせてそれを崩さず、そこでもっと肩の力を抜いて、左を向くときは腰の仕事量と手の仕事量を合わせて、右手は下に押さえて左手は斜め上に、胸は開きます、目線の練習も大切、頭は突っ込まず、軸は動きません、肩を振っていかにも力強そうな動きは自己満足、太極拳は力を使いません・・・と、誤解のないように、太極拳の達人は見た目でわかる表層の筋肉を極力使わず、身体の深層の筋肉を最大限使っているので素人が見るとそんな風に見えるのだと、腰椎からの動き捻りテンシもない空の腰でいくらそれらしく形を作って繋いでみてもそれこそ太極拳とは言えないと思います。
追記、内実とは力仕事をするときに腰を傷めないように呼吸で腹圧を高めること・・ここで云う(太極拳の)腰は腰椎そのもの、その大事な腰椎を傷めないように、力仕事では自然にそうなります。
笑われることを気にせず、最初は先ず、息を吸い溜め、腰を捻り(実の腰・腰椎)肩を振って、(実の手は肩甲骨から)力を込めて手を動かさなければ「空の手」「空の腰」は治らないと思います。
「実の腰」は呼吸と伴に腰椎部の纏絲(テンシ)から生まれ、その捻りアンギュレーションが繋がり肩甲骨から「実の手」が生まれます。取り敢えず、自分一人だけで、運動会の綱引き、井戸のつるべ上げ、和船の櫓こぎ、想像してのパントマイムが良いかもしれません。準備体操として、筋トレやストレッチや柔軟体操より意外と気持ちが良くて楽しいです。
書いていて気づいたこと・・腹圧をかけると自然に両手が正しいとされる路線での動きになり、片手だけを路線から外すことが逆に難しいのです。その腹圧が自然にかかるのがT&Mポジションなのだと気づきました。
追記:T&Mポジションは私の特許申請中?の造語なので検索してもヒットしません。
要するに腰を入れて、背を抜く、感覚。(ライオン、虎、豹、チータの姿勢と同じです)
いずれにしても「空の腰」とは「仕事のできない使えない腰」で、その仕事とは力仕事だと思います。
指導の折々に合気道か気功師か?の一面を取り上げて、太極拳では力を使いません、緩むことが大切、触るかさわらなかぐらいで相手が飛びます?・・・そんなことを吹聴され増々奥が深くなっていくようです。
2019/8/20
最近の実感・・「空の腰」とは内実が無いこと、内実は腹圧から生まれること、腹圧は腰椎を動かす呼吸筋が創り出すこと、腰椎が働かないのが「空の腰」・・結果、丹田呼吸(逆複式呼吸)が伴わなければ「空の腰をなくす」のは無理だと思います。
思い出す言葉「逆複式呼吸を身に付けなければ気功も太極拳も本当のことは分からない」そんな気がします。
2020/7/2
コロナ自粛も解除で練習再開・・・起勢から野馬分髪、ファンソンは力を抜くこと緩むこと、右手の動き左手の動きをそれぞれ細かく覚えるのは至難の業です。
2020/9/9
太極拳に出会いブログを書き始め10年以上が経ち、やっと書き綴ってきた事が結果として現れてきたと実感しています。
実感した確かな動き、身体操作の要のスイッチ(それだけできていれば思うがままに)は正に腰部・・内実で命門を開くことでした。
2021/6/10
「空の腰」と「空の手」はセットですが、最近よく聞く、腰が動いて手が動くのですと言いつつ骨盤と肩を一緒に回して手がついてくると・・多少の進歩とは思いますが、それは纏糸テンシのない動作・・肩と手を残して腰・骨盤だけを回してみれば新世界、それで初めて本当の腰・腰椎が動き始めると思います。
2022/5/22
「空の腰をなくす」始めは腰を残して肩を最大限に廻して身体の捻りをしっかり作ること、すると腰の中の骨、腰椎の僅かな捻りが気持ちよく実感できます。
それが出来て慣れてくると「気持ちの良い腰の中の骨、腰椎の僅かな捻り」の感覚が肩・腰を動かさずに出来るようになります。
それが上達だと思います。
2025/2/9
「空の腰」とは体幹の捻り運動「纏糸の勁」が無い日常の動きで何年経っても何をやっても太極拳の上達どころか健康の足しにもならないとつくづく思います。
by rakurakutaichi
| 2018-10-26 15:51
| 私の太極拳上達法
|
Trackback
|
Comments(6)
「健康のためにやっている方も武術としての動きをしなければ、それは健康の足しにもなりません」
全くその通りだと思います!
全くその通りだと思います!
0
段位はもういいのでは?
下からの沈けいだけでは弱いですね。増幅器が腰であり脊椎。縦横、螺旋、自在に繊細に動く身体が
大切かと思います。
豹やチータ、ピューマが理想的ですね。野茂投手、イチロー、大谷選手、対抗運動の中で自然に動く
素晴らしい身体能力持ち主です。
太極拳も、そこ、なのではないでしょうか。
下からの沈けいだけでは弱いですね。増幅器が腰であり脊椎。縦横、螺旋、自在に繊細に動く身体が
大切かと思います。
豹やチータ、ピューマが理想的ですね。野茂投手、イチロー、大谷選手、対抗運動の中で自然に動く
素晴らしい身体能力持ち主です。
太極拳も、そこ、なのではないでしょうか。
増幅器で腹圧を高め内実が生まれますが、そんな内実よりその実は立派な研修施設の稼働率が大切なのかも?
四段一次審査合格の方のつぶやき・・・
1.腰が主催して、両脚をつなげ、上肢に伝える
2.手法・身法の結合、眼法・身法・手法の協調動作
1と2がA+A評価を合格とする。
合否判定シート貰えると思っていたが入っていない!
四段ができて三段レベルが下がり、その三段受かった人が3年も経たず四段をたくさん受け、四段のレベルも下がってるんじゃないか!5段もできたことだし、なんて話も耳に入ってきていたので心配しているのですが実際どうなんでしょう。
・・・どうやらラベルの貼り替えのようですね。
1.腰が主催して、両脚をつなげ、上肢に伝える
2.手法・身法の結合、眼法・身法・手法の協調動作
1と2がA+A評価を合格とする。
合否判定シート貰えると思っていたが入っていない!
四段ができて三段レベルが下がり、その三段受かった人が3年も経たず四段をたくさん受け、四段のレベルも下がってるんじゃないか!5段もできたことだし、なんて話も耳に入ってきていたので心配しているのですが実際どうなんでしょう。
・・・どうやらラベルの貼り替えのようですね。

