2018年 08月 08日
反穿剣指 |
反穿剣指(ファンチュアンヂェンシー)・・・(反)対方向へ(穿)つらぬく(指)の(剣)
32式太極剣の中で俯歩横掃、向左平帯、縮身斜帯、3ヶ所に現れる左手の動きで、何れも身体の中から自然に手がその様に動き出すはずですが・・・(右手左手は常に連動して動くのが自然で当たり前のこと)
剣を持つ右手が五本の指全部で握っていては左手剣指が自然には返らないと思います。
24式太極拳と同じく、はい先ずこの時の左手の動かし方を練習?右に持った剣は動かしもしないで右手と繋がらない連動しない左手の動かし方、左手はどこで返してどこで止めるのですか?
剣を握る右手、握り方も様々、橈骨(トウコツ)親指人差し指側と尺骨(シャッコツ)小指側の使い分けの感覚が無ければ反穿剣指(ファンチュアンヂェンシー)は自然には出来ないと思います。
俯歩横掃では独立反刺から、相手が右側から腰を刺してくるので咄嗟に右を向き右腰を引いてかわし、同時に相手の頭を剣で切りつける(反刺橈骨から尺骨で右方向へ、切りつける時は橈骨で)続いて相手がこちらの頭を切りつけてきたので身を沈めかわし、相手の膝腰を横になぎ払う。(橈骨で切りつけた剣を身を沈めながら尺骨側で剣を下に降ろすと右手首の外転に連動して自然に左手首が内転し剣指が返り、相手腰を右手橈骨でなぎ払う時、左手も橈骨に力が入り、自然に反穿剣指の動きになります)
この動作中そんな細かな剣の動かし方を考えてやっているのでは無く、身体の中を確認しながら説明するとそうなっているだけで、剣で何をしているのかを想像し、その様に動けば自然にそうなります。
(橈骨)親指人差し指側と(尺骨)小指側の使い分けは剣の柄を極力長く広く握るのがポイント、人差し指の付け根から手の平の生命線に沿わせ長く剣を保持すること、そして相手との距離感、攻防を意識すればリアルに剣が操れます。
自分の感覚は剣が定式へ向かうときは尺骨で(しなやかに軽やかに動きます)、定式で剣が仕事をする時は橈骨に(それが自然で合理的)力が入ります。
よく見かけるのは剣の柄を最短で(5本の指で均等に)握り締めているために、横掃も剣先が大きく動き相手の膝腰を横に払うどころか平帯や斜帯でも相手の胴体真っ二つ、骨まで切り刻む様な実際には起こりえない無神経な剣さばきが・・右手と左手、剣と剣指も合わせて動かしてこその反穿剣指。
剣の基本も剣先を振り回すのではなく24式太極拳と同じで体幹からの動きで鞭のように腰から肩、肘から手首、最後に剣先が・・・だと思います。
32式太極剣の中で俯歩横掃、向左平帯、縮身斜帯、3ヶ所に現れる左手の動きで、何れも身体の中から自然に手がその様に動き出すはずですが・・・(右手左手は常に連動して動くのが自然で当たり前のこと)
剣を持つ右手が五本の指全部で握っていては左手剣指が自然には返らないと思います。
24式太極拳と同じく、はい先ずこの時の左手の動かし方を練習?右に持った剣は動かしもしないで右手と繋がらない連動しない左手の動かし方、左手はどこで返してどこで止めるのですか?
剣を握る右手、握り方も様々、橈骨(トウコツ)親指人差し指側と尺骨(シャッコツ)小指側の使い分けの感覚が無ければ反穿剣指(ファンチュアンヂェンシー)は自然には出来ないと思います。
俯歩横掃では独立反刺から、相手が右側から腰を刺してくるので咄嗟に右を向き右腰を引いてかわし、同時に相手の頭を剣で切りつける(反刺橈骨から尺骨で右方向へ、切りつける時は橈骨で)続いて相手がこちらの頭を切りつけてきたので身を沈めかわし、相手の膝腰を横になぎ払う。(橈骨で切りつけた剣を身を沈めながら尺骨側で剣を下に降ろすと右手首の外転に連動して自然に左手首が内転し剣指が返り、相手腰を右手橈骨でなぎ払う時、左手も橈骨に力が入り、自然に反穿剣指の動きになります)
この動作中そんな細かな剣の動かし方を考えてやっているのでは無く、身体の中を確認しながら説明するとそうなっているだけで、剣で何をしているのかを想像し、その様に動けば自然にそうなります。
(橈骨)親指人差し指側と(尺骨)小指側の使い分けは剣の柄を極力長く広く握るのがポイント、人差し指の付け根から手の平の生命線に沿わせ長く剣を保持すること、そして相手との距離感、攻防を意識すればリアルに剣が操れます。
自分の感覚は剣が定式へ向かうときは尺骨で(しなやかに軽やかに動きます)、定式で剣が仕事をする時は橈骨に(それが自然で合理的)力が入ります。
よく見かけるのは剣の柄を最短で(5本の指で均等に)握り締めているために、横掃も剣先が大きく動き相手の膝腰を横に払うどころか平帯や斜帯でも相手の胴体真っ二つ、骨まで切り刻む様な実際には起こりえない無神経な剣さばきが・・右手と左手、剣と剣指も合わせて動かしてこその反穿剣指。
剣の基本も剣先を振り回すのではなく24式太極拳と同じで体幹からの動きで鞭のように腰から肩、肘から手首、最後に剣先が・・・だと思います。
2021/12/7
太極拳も剣も相手との攻防が意識にあってこそ自然にそのように動けるのであって、攻防の内容も意味も教わらず形を作っても上達は望めないと思います。
by rakurakutaichi
| 2018-08-08 21:19
| 32式太極剣
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