2017年 06月 01日
身体の中心を知ること |
伝人曰く「身体の中心を知ること」・・・どうしたら知ることが出来るのかは仰らなかったが、例えば言葉を尽くして、息を吸いながら気を丹田に集め、胸を張らず、背を抜いて、と言われても難しいかも・・・
最初に太極拳は力を入れません全身を緩めて動きますなどと教えられ何年動き続けても「身体の中心」の感覚は掴めないと思います。
王延年老師の『楊家秘伝太極拳図解』にハッキリと「腰脊をもって中心と為し、一動全動を達成しなければならない。もし腰脊が四肢を動かさなければ、太極拳の原理に違反することになる。」と書かれています。
体の中心が何処かはそこに明確に書いてあります・・先ず肩腰手足を動かさず五つの骨の腰椎だけを動かせますか・・廻すだけなら器用な人なら息を吸っても吐いても出来るかもしれませんが、その動きで実際に使える(力が出せる)手や足に繋げるには逆腹式呼吸が不可欠です・・だから朱天才老師も「太極拳の呼吸は逆腹式呼吸です」とハッキリ仰るのだと思います。
秘伝の書に書かれているとか、あの偉い方が仰るとか、陰陽の思想が貫かれ、だから太極拳は奥が深いとか、難しいとか・・・奥が浅いとは云いませんが、特に難しいものではありません、毎日力仕事をするお百姓さんなら誰でも自然に(農作業中は両手はそれぞれ正中線を越えません、肘と膝・肩と腰が連動して)出来てます。逆腹式・丹田・拳勢呼吸は力を出す前に力を溜めるための呼吸なので、最初から力は入れず、形だけの套路を教え込まれれば教え込まれるほど、太極拳の奥はどんどん深く(かけ離れていく)なってしまうのだと思います。
「身体の中心を知る」らくらく簡単トレーニング法
ちょっと厚手のタオルを水で濡らして畳み、水が一滴も出ないくらいに両手で搾る・・自然に両手は正中線のど真ん中に、肘の角度は理想の120°に、その時、鼻でゆっくり息を吸うとお腹が凹む、胸が張らずに背が抜けて、目線も両拳から離れず一石何鳥?、丹田呼吸の出来上がり。
「身体の中心から動きだす」らくらく簡単イメトレ
前のタオルを絞った時の身体の感覚と身体の中の使い方を意識で再現しながら起勢から抱掌へ・・先ずは力を込めて・・それが太極拳の入門のように思います。
そこから段々と無駄な力と動きを無くしていくのが上達だと思います。
最初に太極拳は力を入れません全身を緩めて動きますなどと教えられ何年動き続けても「身体の中心」の感覚は掴めないと思います。
王延年老師の『楊家秘伝太極拳図解』にハッキリと「腰脊をもって中心と為し、一動全動を達成しなければならない。もし腰脊が四肢を動かさなければ、太極拳の原理に違反することになる。」と書かれています。
体の中心が何処かはそこに明確に書いてあります・・先ず肩腰手足を動かさず五つの骨の腰椎だけを動かせますか・・廻すだけなら器用な人なら息を吸っても吐いても出来るかもしれませんが、その動きで実際に使える(力が出せる)手や足に繋げるには逆腹式呼吸が不可欠です・・だから朱天才老師も「太極拳の呼吸は逆腹式呼吸です」とハッキリ仰るのだと思います。
秘伝の書に書かれているとか、あの偉い方が仰るとか、陰陽の思想が貫かれ、だから太極拳は奥が深いとか、難しいとか・・・奥が浅いとは云いませんが、特に難しいものではありません、毎日力仕事をするお百姓さんなら誰でも自然に(農作業中は両手はそれぞれ正中線を越えません、肘と膝・肩と腰が連動して)出来てます。逆腹式・丹田・拳勢呼吸は力を出す前に力を溜めるための呼吸なので、最初から力は入れず、形だけの套路を教え込まれれば教え込まれるほど、太極拳の奥はどんどん深く(かけ離れていく)なってしまうのだと思います。
「身体の中心を知る」らくらく簡単トレーニング法
ちょっと厚手のタオルを水で濡らして畳み、水が一滴も出ないくらいに両手で搾る・・自然に両手は正中線のど真ん中に、肘の角度は理想の120°に、その時、鼻でゆっくり息を吸うとお腹が凹む、胸が張らずに背が抜けて、目線も両拳から離れず一石何鳥?、丹田呼吸の出来上がり。
「身体の中心から動きだす」らくらく簡単イメトレ
前のタオルを絞った時の身体の感覚と身体の中の使い方を意識で再現しながら起勢から抱掌へ・・先ずは力を込めて・・それが太極拳の入門のように思います。
そこから段々と無駄な力と動きを無くしていくのが上達だと思います。
by rakurakutaichi
| 2017-06-01 15:24
| 私の太極拳上達法
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