2017年 05月 26日
脛骨と腓骨を理解する |
太極拳の理解には漢字が大いに役に立つように思います。
それもそのはず・・もともとは・・どちらも・・Made in China・・太極拳のコツは骨・・漢字の月辺は肉づきで身体の意味・・たとえば身体の要は腰・・医学的に腰という部位は無い・・医学用語で腰の字がつく身体のパーツは腰椎・・腰骨・骨盤は正確には腸骨・・色々ありますが、「脛骨と腓骨」は膝下の2本の骨、ケイコツは身体の縦の太い骨、ヒコツは身体にあらず(非)細い骨・・漢字の意味から推測すると「身体を支えるのは脛骨で腓骨に非ず」と云う事のようです。
勝手な創造(イメージ)ですが軸足内側の脛骨に体重を乗せてバッターボックスに立っているのがクレバーなイチロー選手で軸足外側の腓骨に乗って構えているのが筋肉隆々の清原選手、脛骨に体重が乗った時の股関節は内旋状態で腓骨に乗った時は外旋状態・・前者は力が100%前に向かいますが後者はその多くが斜め上方に逃げて体が浮きます。
太極拳の弓歩も同じで胯の収め方ひとつで頸力に雲泥の差が生れるように思います。
ちょっとしたコツで前者と後者、その後の野球人生もやっぱり雲泥の差・・?
大脳で知識を吸収して小脳でコツを掴む・・大脳に套路の形を幾つ詰め込んでも動きのコツは掴めないと思います。
小脳で発見・・脛骨に乗る=股関節が内旋=縫工筋が緩み=足裏が捻じれない=膝が被らない=膝が捻じれない=膝を痛めない・・みんな繋がっているようです。

今日の自分のカルチャー教室での休憩タイムは生徒さん達とコーヒーを飲みながら、そんな話で盛り上がりました。
それもそのはず・・もともとは・・どちらも・・Made in China・・太極拳のコツは骨・・漢字の月辺は肉づきで身体の意味・・たとえば身体の要は腰・・医学的に腰という部位は無い・・医学用語で腰の字がつく身体のパーツは腰椎・・腰骨・骨盤は正確には腸骨・・色々ありますが、「脛骨と腓骨」は膝下の2本の骨、ケイコツは身体の縦の太い骨、ヒコツは身体にあらず(非)細い骨・・漢字の意味から推測すると「身体を支えるのは脛骨で腓骨に非ず」と云う事のようです。
勝手な創造(イメージ)ですが軸足内側の脛骨に体重を乗せてバッターボックスに立っているのがクレバーなイチロー選手で軸足外側の腓骨に乗って構えているのが筋肉隆々の清原選手、脛骨に体重が乗った時の股関節は内旋状態で腓骨に乗った時は外旋状態・・前者は力が100%前に向かいますが後者はその多くが斜め上方に逃げて体が浮きます。
太極拳の弓歩も同じで胯の収め方ひとつで頸力に雲泥の差が生れるように思います。
ちょっとしたコツで前者と後者、その後の野球人生もやっぱり雲泥の差・・?
大脳で知識を吸収して小脳でコツを掴む・・大脳に套路の形を幾つ詰め込んでも動きのコツは掴めないと思います。
小脳で発見・・脛骨に乗る=股関節が内旋=縫工筋が緩み=足裏が捻じれない=膝が被らない=膝が捻じれない=膝を痛めない・・みんな繋がっているようです。

2017/5/29:追記・・・ひらめき・・橈骨と尺骨の使い分けと同じように脛骨と腓骨にも同じような使い分けによる動きへの影響があることに気付いた・・「尺骨側の外転で肩と腰が緩む」ならば・・腓骨側での堤脚・堤腿・堤膝で鬆腰(ソンヤオ)となる・・やってみました・・予想通り・・これは上歩にも蹬脚にも有効です。 また一歩・・
2018/10/23
驚き桃の木山椒の木・・昨日のブログ訪問者が一気に397人・・そのアクセス記事は圧倒的に「脛骨と腓骨を理解する」で、PVはなんと1681回・・!! 「脛骨と腓骨」を何処かで誰か偉い方が話題に挙げたたのか?
2018/10/24
今日もかなりのアクセス・・・「脛骨と腓骨」「橈骨と尺骨」の使い分けの感覚は腹が凹む「呼吸と腹圧」「丹田と頸力」を伴わないと生まれてこないように思います。・・・形最優先の套路からは果たして?
2019/1/21
久しぶりに読み返して追記・・・最近気づいた、バレリーナの足裏感覚、前の足は脛骨で後ろの足は腓骨で立つ、前の足は母指球、後ろの足は小指球と踵・・・独立歩のポイントは先ず上歩で踵を軽くつく、軽くつくには親指を反らせて(内実)足裏にアーチを作る、(この時瞬間鼻から息が入り腹が凹む)すると踵も膝も自然に軽く上がり、踵をついてアーチを崩さず母指球に踏み込み、5本の足指を開き、全体で地面を掴む、抓む、それが爬地(ソウチ)すると脛骨が主軸となり腓骨がバランスを保つ理想の立ち方となり、足裏の捩じれなどなく母指球と小指球と踵のトライアングル(3点立ち)完成・・思いっきり蹴り込んでも体軸は微動たりしません。
・・・馬で例えれば、前の足は蹄ひづめ、四つ足動物の殆んどは踵など地面につけていません。2足立ちをした人類がバランスをとるために踵を地面につけるようになったのだと思います。前の足が主で後ろの足は従・・・だから踵に体重を乗せて、は大間違いだと思う今日この頃です。
2019/6/5
「脛骨と腓骨」どちらが大切かではなく、それぞれの働きがあるのかと思う。体重を支えるのは主に脛骨、バランスをとるのが腓骨、地面に踵をつけず爪先立ちで歩くとき、なぜか母指球(脛骨側)で立つと膝が不安定(膝潰れ)になり、小指側(腓骨)から着地すると膝が固定され(膝が路線から外れない)軸が安定します。これは不思議な身体の繋がり発見です。例えば登脚で軸足に重心を移す時、当然最初は踵を軽くつき次に母指球からではなく小指側付け根(足裏の外側)から体重を乗せていく方が蹴りが安定するように思います。
2020/2/15
いろいろ試行錯誤してきましたが今は両くるぶしの真ん中に立つ・・そこは脛骨の真下から少し外れ腓骨の下ではない、ましてや踵でもない・・すると足根骨が緩みます・・片足でも両足ででも同じこと・・そこにすっと乗るには仙腸関節が緩んでいないと無理、仙腸関節を緩めるには胸鎖関節が緩んでいないと無理・・身体の中は緻密に不思議に繋がっており、それは立ち方そのものだと思う今日この頃です。
2020/8/16
ゆっくり動く太極拳は正しい身体操作を学ぶ為のものだと思うに至りました。
つまりは楽な立ち方、楽な動き方、それが美しい立ち方、美しい動き方になるのだと思います。
2021/6/28
生徒さんに聞かれた、足裏に捩じれは無いのですか? 殆んどありません、どうしたら足のふらつきが無くなりますか? 体重を踵に乗せ切らず足裏のアーチを作って小指球・母指球・踵のトライアングルに乗せ爪先5本指で地を抓めば捩れも無くふらつかないと思います。
2023/1/13
巷では3年間の対策の甲斐も無くコロナ騒動未だ収まらず今日は生徒さんの一人が5回目ワクチン接種で遅れて参加でアナフラキーも無く無事受講・・・
後ろ足を寄せて(収脚)前に送る(上歩)時には股関節を畳んで寄せ股関節を開いて踵を送ると説明、今これを読み返して反省点・・寄せる足は腓骨の勁を意識してと付け加える・・すると体軸は微動もせず脚は自然に自然に円襠が保たれ滑らかに(自力老師の言われるX線上を)止まることなく軸足に寄り前へと送られます。
蹬脚の蹴り足も同じ事、軽く滑らかに誰でも(高齢者でも)90度までは足が上がります。
2024/6/20
久し振りの追記・・腓骨の勁は円襠開胯に繋がるのだと実感です。
by rakurakutaichi
| 2017-05-26 23:27
| 私の太極拳上達法
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