2015年 06月 18日
太極拳三段検定 展望 |
太極拳三段検定基準・・・で検索すると日本武術太極拳連盟のPDFが出てきました。
「太極拳三段検定 実施内容の一部変更と今後の展望」
http://www.jwtf.or.jp/new/pdf/2004/200410-1.pdf
要約すると、三段受験者が増えたので実技試験を24式太極拳の前半部のみとする。
また、10分以内とし、8人同時演武とする。
そして副題として「上級者の技術課題を重点に審査する」とある。
その重点課題克服のために事前講習会では「五式太極拳」「虚歩」練習套路なるものが組み込まれたようで、聞くところによれば、同じ套路の繰り返しを通常より更に極端にゆっくりと指導されるようです。
どうやらこれが演武時間の遅延・遅滞を招きそうなので前半部10分以内となったようです。
その内容は・・・
1)「外形」から「内外」へ、初中級者に求めてきた外形を整えることから、身体内部の緻密な結合運動、意識の働き、身体内部と外形を調和させることを求める「内外相斉」。
なに!・・拳歴7年で3段受験の資格ができ最短で足掛け8年にして初めて「内外相斉」ですか?
ここまで来て、今さら云われても、無理・・・クセは簡単には直りません。
私も始めた頃から、つい最近までずっと言われ続けてきました。
昨年の県競技会でも確かに肩が振れていました。
それは相手との攻防を意識して身体の中から真剣に動き出すからであり、肩が振れない、それが普通に出来るのは達人か、ただ手を動かすだけの人です。
少しずつ無駄な動きを無くして行く、だから「太極拳は引き算だ」と云われるのだと思います。その肩も最近やっと振れなくなってきました。どうやら連盟の指導方針は真逆の足し算の様で、どんどん動きが重くなる様です。
2)技術向上=太極拳の特性を体得する
上記の技術要領は性急に求めて体得できる性質のものではない。
上級者への道はシンプルな方法で、奥深い内容を段階的に体得するための工夫と心構えが・・。
えっ!・・ゆっくり無理のない自然で気持の良い動作の何処が複雑で難度が高いのでしょうか?
どうしてみんな最初から手足バラバラで無理をして不自然に緊張して動くのだろうか、いったい誰がそうしろ、と云っているのでしょうか・・・太極拳の楽しみの第一は気持ち良く動くことです。
太極拳の醍醐味はゆっくり動く中で身体内部の新感覚に出会うことだと思います。
3)練習の「質」と「量」を見直し、方法を工夫し、練習に楽しみを求める。
練習量を確保しなければ質の向上は望めない。
練習を生活習慣に導入し楽しむことが出来るようになれば上級者への道が開けたことになる。
上記の趣旨で作られたのが「五式太極拳練習套路」・「虚歩練習套路」である。
この二つは24式太極拳の基本動作から取り出し組み合わせたもので、繰り返し、課題を自ら、点検しながら、高い姿勢で従来よりゆっくり、均一速度で同じ動作を数多く繰り返して行う。
なに!・・練習量が足りない? 24式の一つを高い姿勢でもっとゆっくり繰り返せば上達する?
今までと同じことを同じやり方でどんなにゆっくり何度やっても・・同じことかも。
太極拳の套路スピードはゆっくり動く24式で5~6分が最適です。
24式前半を10分は愚の骨頂、呼吸など合うはずもありません。
達人ならいざ知らず、凡人には苦痛の連続です。
(2012/5/26追記・・最近よく耳にする高い姿勢で?太極拳は年齢に関係なく程よく低い姿勢で動いてこそ重心移動の機微がより理解できるのだと思いますが・・)
「太極拳三段検定 実施内容の一部変更と今後の展望」
http://www.jwtf.or.jp/new/pdf/2004/200410-1.pdf
要約すると、三段受験者が増えたので実技試験を24式太極拳の前半部のみとする。
また、10分以内とし、8人同時演武とする。
そして副題として「上級者の技術課題を重点に審査する」とある。
その重点課題克服のために事前講習会では「五式太極拳」「虚歩」練習套路なるものが組み込まれたようで、聞くところによれば、同じ套路の繰り返しを通常より更に極端にゆっくりと指導されるようです。
どうやらこれが演武時間の遅延・遅滞を招きそうなので前半部10分以内となったようです。
その内容は・・・
1)「外形」から「内外」へ、初中級者に求めてきた外形を整えることから、身体内部の緻密な結合運動、意識の働き、身体内部と外形を調和させることを求める「内外相斉」。
なに!・・拳歴7年で3段受験の資格ができ最短で足掛け8年にして初めて「内外相斉」ですか?
ここまで来て、今さら云われても、無理・・・クセは簡単には直りません。
7年かけて作ったクセを7年かけて直すのでしょうか。
始めにこそ、体内部から大きく動きだすことが大切だと思いますが・・・きっとその途端に、型にはめられ、頭を動かすな! 肩を振るな! と云われるのですね。私も始めた頃から、つい最近までずっと言われ続けてきました。
昨年の県競技会でも確かに肩が振れていました。
それは相手との攻防を意識して身体の中から真剣に動き出すからであり、肩が振れない、それが普通に出来るのは達人か、ただ手を動かすだけの人です。
少しずつ無駄な動きを無くして行く、だから「太極拳は引き算だ」と云われるのだと思います。その肩も最近やっと振れなくなってきました。どうやら連盟の指導方針は真逆の足し算の様で、どんどん動きが重くなる様です。
2)技術向上=太極拳の特性を体得する
上記の技術要領は性急に求めて体得できる性質のものではない。
日常的、継続的に練習を積み重ねることによって、徐々に自然に体得できるものである。
太極拳の<ゆっくり無理のない合理的な動作、伸びやかで心身ともにリラックスできる運動>という特性は複雑で難度の高い運動・・なので性急に求めれば太極拳の楽しみも減少してしまう。上級者への道はシンプルな方法で、奥深い内容を段階的に体得するための工夫と心構えが・・。
えっ!・・ゆっくり無理のない自然で気持の良い動作の何処が複雑で難度が高いのでしょうか?
どうしてみんな最初から手足バラバラで無理をして不自然に緊張して動くのだろうか、いったい誰がそうしろ、と云っているのでしょうか・・・太極拳の楽しみの第一は気持ち良く動くことです。
太極拳の醍醐味はゆっくり動く中で身体内部の新感覚に出会うことだと思います。
3)練習の「質」と「量」を見直し、方法を工夫し、練習に楽しみを求める。
練習量を確保しなければ質の向上は望めない。
練習を生活習慣に導入し楽しむことが出来るようになれば上級者への道が開けたことになる。
上記の趣旨で作られたのが「五式太極拳練習套路」・「虚歩練習套路」である。
この二つは24式太極拳の基本動作から取り出し組み合わせたもので、繰り返し、課題を自ら、点検しながら、高い姿勢で従来よりゆっくり、均一速度で同じ動作を数多く繰り返して行う。
なに!・・練習量が足りない? 24式の一つを高い姿勢でもっとゆっくり繰り返せば上達する?
今までと同じことを同じやり方でどんなにゆっくり何度やっても・・同じことかも。
太極拳の套路スピードはゆっくり動く24式で5~6分が最適です。
24式前半を10分は愚の骨頂、呼吸など合うはずもありません。
達人ならいざ知らず、凡人には苦痛の連続です。
(2012/5/26追記・・最近よく耳にする高い姿勢で?太極拳は年齢に関係なく程よく低い姿勢で動いてこそ重心移動の機微がより理解できるのだと思いますが・・)
「方向性と今後の展開」
この統一した技術課題の方向で、これらの練習を重ね、ベテラン愛好者層や各地の指導者層が上級者の重点課題を体得することができる期間を設けることが必要である。
ふむ・・・これは10年ほど前に出された方向性で、その後この方向性に変更はないようですが、さて10年以上の期間が過ぎて現状はどうなっているのでしょうか。
身体の中から自然に動きだせる指導者が各地に増えているのでしょうか。
中学高校で6年間の英語教育、大学をあわせて10年、でも殆んど会話が出来ません。
http://hidetaichi.exblog.jp/24112744/
無呼吸症候群! 追記:インナーマッスルは酸素・呼吸を必要としますが、無駄な力のもとの表層筋は無呼吸で動くそうです。
王様の耳はロバの耳・・・ http://hidetaichi.exblog.jp/22062341/・・・です。
6/30 連盟実技テキスト執筆者、加藤先生のHPにこんな気持ちの良いコメントがありました。
・・・順序と定式だけの、とんでもない講習会がとても多い・・・
https://sites.google.com/site/syuzokato/taoretenochi-yamazu/03
こうも記されています・・・傅老師(傳清泉)の実力は圧倒的なものです。
私は傅老師の講習会であれば、多忙でもなんとかやりくりして受講しますが、
他の楊式老師の講習会ならたとえどんなに暇でも、講習費が無料だとしても行きません。
良いものでなくちゃ、心の目が腐るからです。
・・・拍手喝采
この統一した技術課題の方向で、これらの練習を重ね、ベテラン愛好者層や各地の指導者層が上級者の重点課題を体得することができる期間を設けることが必要である。
ふむ・・・これは10年ほど前に出された方向性で、その後この方向性に変更はないようですが、さて10年以上の期間が過ぎて現状はどうなっているのでしょうか。
身体の中から自然に動きだせる指導者が各地に増えているのでしょうか。
中学高校で6年間の英語教育、大学をあわせて10年、でも殆んど会話が出来ません。
http://hidetaichi.exblog.jp/24112744/
無呼吸症候群! 追記:インナーマッスルは酸素・呼吸を必要としますが、無駄な力のもとの表層筋は無呼吸で動くそうです。
王様の耳はロバの耳・・・ http://hidetaichi.exblog.jp/22062341/・・・です。
6/30 連盟実技テキスト執筆者、加藤先生のHPにこんな気持ちの良いコメントがありました。
・・・順序と定式だけの、とんでもない講習会がとても多い・・・
https://sites.google.com/site/syuzokato/taoretenochi-yamazu/03
こうも記されています・・・傅老師(傳清泉)の実力は圧倒的なものです。
私は傅老師の講習会であれば、多忙でもなんとかやりくりして受講しますが、
他の楊式老師の講習会ならたとえどんなに暇でも、講習費が無料だとしても行きません。
良いものでなくちゃ、心の目が腐るからです。
・・・拍手喝采
2019/7/8
これを書いてから4年が経ち、やっと最近・・・手が先に動くのではなく、腰が動いて手が動きだします、と言われるように・・・さて今から腰も肩も頭も振らずに、腰を使って手を動かすにはどうしたら良いのか、動きがどんどん複雑難解になっていくようです。
どんなスポーツでも当たり前に動きは腰のアンギュレーションから自然に始まりますが武術も全く同じこと、体幹の動きを止めて形を覚え込んできた人達にはさぞ難解で複雑なのかもしれません。
日常使う手は体幹を使う必要などありませんが、手だけ動かして達人大谷選手のようにボールが投げられますか?ホームランが打てるのでしょうか?太極拳の達人の動きを真似るのであれば最初に体幹の使い方を真似なければ始まらないと思います。2020/6/25
この連盟のPDFには 1)「外形」から「内外」へ; 初心者・中級者の段階で求めてきた、動作・姿勢の外形を整えることから、上級者としては、「身体の各部をゆるめて、つなげ、動作を拡げる」という、身体内部の緻密な結合運動を通して、意識の働きを求め、身体の内部の運動と身体の外形の運動を調和させることを求める「内外相斉」・・・と書かれています。
私なりに読み替えると・・初心者・中級者には先ず身体の中と繋がらない動作・姿勢の外形を空の腰・空の手として教え込み、いわゆる初心者の悪い癖を身につけさせ、しかる後、身体内部の緻密な結合運動を尾微細際にわたり意識させ指導することで未来永劫、講習参加者が後を絶たない指導体制が出来上がるのだと・・この連盟の指導方針そのものが本末転倒・・
2020/10/7
最初のボタンの掛け違いは何処までも続くようです。
2021/5/26
太極拳で言われる腰とは骨盤ではなく腰椎そのもの、達人は肩腰を残して腰椎(体幹筋)から動かすので(纏糸)自然に手も足も連動して動きだすのだと実感、体幹筋を動かすには四肢と体幹部の正しいポジショニング(虚領頂頸も含む)が欠かせません、丸まった腰、丸まった背では体幹の筋肉は使えないと思います。
最初に習得すべきは並歩から開立歩での膝の緩め方、それは膝を曲げるのではなく股関節の内旋から起こる膝を緩めるための膝抜き、それで自然に繋がった軽快な動きが始まるのだと思います。
2023/1/16
双重の愚は放鬆で解決、体重移動から重心移動となります。
放鬆無くして上達は無しだと思います。
2023/5/29
放鬆は肩腰を後ろにして体軸を前に落とことから始まります。(正しい立ち方)
2024/2/1
三段の先に四段が出来て五段新設ともなれば内実・呼吸で体幹から動き出す「身法」が語られる日がやっと来るかもしれません。
by rakurakutaichi
| 2015-06-18 16:50
| 技能検定(段・級)
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