2015年 04月 21日
武術と太極拳 |
2007年9月、横浜を出港してインド洋、アラビヤ海、紅海、スエズ運河、地中海、大西洋、カリブ海からパナマ運河、南太平洋を廻り2008年横浜港に戻るまでの110日間、毎日のように船のデッキで乗船客の方のお上手な24式太極拳を見せていただき見よう見まねで身体で憶えました。
私のやっている太極拳とは中国武術の動きを取り入れた、ゆっくり動く太極拳です。
この太極拳の本来の特徴は「気持ちが良いこと」「身体に良いこと」です。
本来と書いたのは、まわりの殆んど誰もがそう見えないからです。
ゆっくり動く太極拳は始めたばかりでも気持ち良く動くことができるはず、上達すると見ている人にも「その気持ちよさ」が伝わるのかと思います。
本来の武術ではありませんが、しかし武術としての動き出しをしないと上達は望めないと思います。
そこが問題です・・・外形ばかりを大切にして、自然に身体の中から動くこともなく、まして大事な武術としての相手との攻防での身体の使い方、動き方は殆んど意識すらしないで套路の形と、数ばかりを増やして覚える・・連盟発行の太極拳実技テキストP11の5には・・套路を覚えた=マスターした。と錯覚しがちであり、これでは技術を高めることはできない「錬拳不錬功、到老一場空」すなわち套路を練習するだけで、功夫を積むことをしなければ・・年老いても何も残っていない、(抜粋)・・・と書いてあります。
日本連盟が太極拳の頭に、わざわざ武術とつけるのは何故でしょうか?太極拳そのものが武術では無いのでしょうか!太極拳は多くある中国武術の総称ではなく、その一つで、中でもゆっくり動く太極拳はもともと、その武術修得のための有効な一つの手段なのだと思います。
なので簡化24式太極拳も武術としての身体の使い方や動かし方こそが大切な学ぶべき要素だと思います。
そして身体の中から自然に動き出すことで「気持ちいい」「身体にいい」が体感できるのだと思います。
2017/5/3
最近に知りましたが日本連盟の武術太極拳との表記は中国の多種多様な武術(外家拳)と太極拳(内家拳)を区別して、その両方を傘下に入れるため・・私なりに思いつくまま簡単に云えば主に表層の筋肉を多用して動く中国武術と表層の筋肉を極力使わないで深層筋を駆使して動く太極拳と云う事かと、いずれも武術だとは思うのですが中国武術も様々あるようです。
私のやっている太極拳とは中国武術の動きを取り入れた、ゆっくり動く太極拳です。
この太極拳の本来の特徴は「気持ちが良いこと」「身体に良いこと」です。
本来と書いたのは、まわりの殆んど誰もがそう見えないからです。
ゆっくり動く太極拳は始めたばかりでも気持ち良く動くことができるはず、上達すると見ている人にも「その気持ちよさ」が伝わるのかと思います。
本来の武術ではありませんが、しかし武術としての動き出しをしないと上達は望めないと思います。
そこが問題です・・・外形ばかりを大切にして、自然に身体の中から動くこともなく、まして大事な武術としての相手との攻防での身体の使い方、動き方は殆んど意識すらしないで套路の形と、数ばかりを増やして覚える・・連盟発行の太極拳実技テキストP11の5には・・套路を覚えた=マスターした。と錯覚しがちであり、これでは技術を高めることはできない「錬拳不錬功、到老一場空」すなわち套路を練習するだけで、功夫を積むことをしなければ・・年老いても何も残っていない、(抜粋)・・・と書いてあります。
日本連盟が太極拳の頭に、わざわざ武術とつけるのは何故でしょうか?太極拳そのものが武術では無いのでしょうか!太極拳は多くある中国武術の総称ではなく、その一つで、中でもゆっくり動く太極拳はもともと、その武術修得のための有効な一つの手段なのだと思います。
なので簡化24式太極拳も武術としての身体の使い方や動かし方こそが大切な学ぶべき要素だと思います。
そして身体の中から自然に動き出すことで「気持ちいい」「身体にいい」が体感できるのだと思います。
2017/5/3
最近に知りましたが日本連盟の武術太極拳との表記は中国の多種多様な武術(外家拳)と太極拳(内家拳)を区別して、その両方を傘下に入れるため・・私なりに思いつくまま簡単に云えば主に表層の筋肉を多用して動く中国武術と表層の筋肉を極力使わないで深層筋を駆使して動く太極拳と云う事かと、いずれも武術だとは思うのですが中国武術も様々あるようです。
by rakurakutaichi
| 2015-04-21 23:28
| 太極拳ひとり言
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